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ジョン・レノンに学ぶ「営業」

ジョン・レノンの「イマジン」を聴いてふと思いました。
(ジョン・レノンの記事はコチラ)

自分は普段営業マンなのですが、
「営業職から見てもよく出来ているなぁ」と。

まぁ、普通「どこが?」と思うでしょうが(^^;

その前に、前提として「営業」の基本は
「商品やサービスの説明をして売る」と思うでしょうが、実は
「商品を使った後をイメージしてもらい、自分から購入したくなる」
状況を作る事です。

×「このサプリは○○な理由で痩せます。 買ってください。」
〇「想像してみてください。 
  痩せたらあの人は何て言ってくれそうですか?
  その時、あなたはどんな気持ちになりますか? じゃ買う?」

行動までの5ステップ
1、使用後の想像をして成功イメージができる。
2、成功イメージができると、脳は時間軸がないので
  「今成功した」と錯覚をする。
  なお、この時に「成功後、周囲の反応」もイメージすると
  その「成功イメージ」はより強固になる。
3、脳内にドーパミン(幸福脳内物質)が出る。
4、ドーパミンにより行動力、モチベーションが上がる
5、行動する(購入)

服などを買うときは自分が自分に営業をしています。
「良い素材で今年の流行りの色だから買う」
も多少はあるかもしれませんが、そういった商品の機能、スペックより
「これを着たら、こう見られて、嬉しいだろうな!」
と想像から明確なイメージができたところでドーパミンが出て
行動力が上がり「買う」となっているはずです。

要は、行動を起こすには「想像」することが重要という事。

想像=Imagine

そう、ジョンはこの曲の中で繰り返し
想像してごらん
天国のない世界を、
国境のない世界を、
という感じで「想像を促す」事をしています。
(歌詞の詳細は各和訳サイトで)

その歌詞がキレイなメロディの載った時、
聴く側に平和な「想像」ができあがります。

そして明確な想像ができればできるほど、
「よし、平和のために何かやってみよう」
と思う確率は上がるでしょう。

ジョンは「こういう厳しい状況だからこうすべき」
と自分の考えをこの曲の中で押しつけません。
その代わりに素敵な未来を「想像してごらん」と促します。

「説得」で耳という「外側」から相手を動かすのではなく、
「想像」してもらい、心という「内側」から思い動いてもらう。

まさにこれこそが営業であり、
この曲が名曲として聴き継がれているのは
自分たちの中に「想像」ができる分、ドーパミンが出て
幸せな気分になるからなのかもしれません。


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