マガジンのカバー画像

お気に入りnoteまとめ

354
運営しているクリエイター

#コミュニティ

「パーパス語り=意識高い」問題の処方箋

 Potage代表取締役 コミュニティ・アクセラレーターの河原あずさです。ファシリテーター、コーチとして、様々な組織や個人の思いを引き出して言語化するプロセスをお手伝いしています。  今回の日経COMEMO編集部からのお題は「パーパス」です。リモート前提の世の中に移行するにあたり、組織への帰属意識が問われる中で、求心力の礎となるような「パーパス」の言語化が社会的に注目されているようです。特に組織の外に意識が向かう「遠心力」が強く働く変化の激しい状況の時ほど、組織に意識が向か

「所属するコミュニティ」から「接続するコミュニティ」へ

コミュニティについていろいろ考えています。 拙著「超ソロ社会」にも書いたように、地域・家族・職場といったかつての安心・安定した共同体がどんどん消滅しつつあります。社会学者バウマンやベックが予言した通り、「個人化する社会」が間近に迫りつつあるわけです。 では、そんな「個人化する社会」にはコミュニティというものは存在しなくなるのか?と言えば、そんなことはないのです。 コミュニティがなくなるのではなく、コミュニティのあり方が変わる。 かつては家族、地域、職場といった確固たる

ニッチからカルトブランドは生まれる、次世代ブランドの作り方

Off Topicでは、D2C企業の話や最新テックニュースの解説をしているポッドキャストや、注目しているブランドやスタートアップを紹介するインスタグラムもやってます。よかったらチェックしてください! はじめになぜ人は、Apple Storeに並ぶのか?なぜユーザーはGmailよりSuperhumanを選び、Liquid DeathやAtomsのタトゥーを入れるのか?これはカルト的なファンを味方につけれたからである。 現代のブランドは「人を繋げる義務」がある。繋げるのは、同

オフラインイベントの熱狂をバーチャルでは再現できない

2ヶ月の育休期間中、頭の中の9割は子供のことしか考える余裕がなかったんですが、残りの1割では今コミュニティ界隈の方々が直面している課題である「withコロナ時代のコミュニティマーケティングはどうあるべきか」を考えていました。 オフラインファーストでスタートした僕らのチームも例外なく3月、4月に予定していたオフラインイベントは軒並みストップせざるを得ず、悔しい思いでした。 また、このタイミングで離れることになるのは後ろ髪を引かれる思いでしたが、リハビリ期間も終えて、ようやく

コミュニティとは何なのか?コミュニティの定義について

コミュニティマネージャーのための無料マガジン「コミュニティマネージャーズ」の第2回は「コミュニティの定義」についてです。 ▼第1回 コミュニティという言葉がよく飛び交っていますが、非常に定義が広くかつ曖昧で、なんでもかんでもコミュニティと言われている現状があります。 ただあいまいに使うと認識の齟齬が発生して、コミュニティマネジメントに支障をきたしたり、コミュニケーションのすれ違いが起きることもありえます。 そういった事態を防ぐためにも、改めてコミュニティの定義をしてみ

コミュニティマネージャーの分類

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 僕がコミュニティマネージャーとして、コミュニティ運営に携わってきてから、気がつけば今年で丸2年が経ちます。 この2年間で、様々なコミュニティイベントに足を運んだり、自分で開催したりし、多くのコミュニティマネージャーたちと出会ってきました。やっていることが違えば考えていることが違う方もいて、コミュニティマネージャーと一言で言ってもかなり多様です。 また「コミュニティ」自体の話はよくしますし、Webに情報が溢

#タビジョ 100万枚が集まるまでの推移を公開!

私たちが運営する、女子旅コミュニティ「タビジョ」は、「 #タビジョ を通じて、旅先の新たな魅力を発見し、共有しあう」ことを目的としています。 2018年の1年間で、Instagram上に、 #タビジョ には79万枚(1日あたり2150枚)の女子旅写真・動画が集まりました! 特に1年の後半は、インスタ映えブームからの揺り戻しを実感しながらも、2017年の1年間50万枚を、約30万枚上回るペースで、盛り上がりました。 さらに、取り組みをスタートして約2年5ヶ月が経った、20

やさいバス -“地産地消”がリアルに進む? 小さな物流の輪を地域でつくる、新たな流通のしくみ

連載『これからのまちづくりの話をしよう』は、下北沢から少し離れて、社会を変えようとする新しい取り組みやその現場を見つめてきたリ・パブリックの内田友紀さんと地域ライターの甲斐かおりさんにナビゲーターをお願いし、これからの時代に必要な個人の、組織の、まちという社会との関わり方を探っていきます。今回は、甲斐かおりさんの担当です。最初に甲斐さんからのご挨拶をお読みください。 「こんにちは、甲斐かおりです。 私は、地域をフィールドにした人や企業の活動を取材して記事を書いているフリーラ

サイボウズ式、チームに息を吹き込む「方法のない方法」

またもや砂糖 塩です(お前のブログ!)。 ってお前誰やねん!?という初めましての方に、簡単に(勝手に)ご紹介預からせて頂きました。 普段は主にTwitterとperiscope(LIVE配信アプリ/現在世界中に1,500人以上のフォロワー突破!)でアメコミから他映画や書籍で自分が心から感動したものをたった1人の誰かに届けるべく、楽しく優しくアドレナリン全開で世に輝きをもたらす活動をしています...宇宙レベルか!?くらいの言いようですが本気です、ええ。夜は気分で『スナック砂