見出し画像

中学受験は僕にとって、良かったのか?

僕は私立中高一貫校に通うために、中学受験をしました。今日はそのことについて書いてみます。ちょっと長いですが、将来タメになるはずなので読んでみてください。ひとつの意見としてゆるーく見てもらえると嬉しいです。

結論から申し上げると

良かったけど、、、って感じです


結論なのに、曖昧に書いてしまいすいません!!!!!今回は良かった点、悪い点、自分が親になったら子供に受験させたいか、の順で書いていきます。

〈良かった点〉勉強環境が整っていた、親戚からうるさく言われない、高校受験をする必要がなかった。

①まず、僕が通っていた学校は、広島でわりと有名な塾の会長が作った学校ということもあり、かなり受験勉強に向けた環境が整っていました。

具体的に言うと、通常の授業とは別に課外授業というものがありました。これは塾の講師が毎週学校に来てくれて、無料で塾と同じ授業を学校で受けれるというものでした。これには助けられました。お金もかからないし、塾に行く手間も省けますからね。

②次に、そこそこ有名な私立の学校に行ったおかげで、家族、親戚から色々言われないで済みました。うちは学歴、周りからの見た目をとても気にする家庭でした。世間的に良い学校に行け、良い企業に就職しろ。そう教えられてきました。なので、もし公立の中学校に行っていたら僕は家族、親戚からどんな目で見られていたことか、。考えたくもないです。

このような古い考えを持った家族、親戚がいることは恥ずかしかったです。就職活動をしている今でも。こんな時代でも言ってくるのが本当に恥ずかしいです。それで何度も喧嘩しました。納得就活という言葉が昔からあれば悩まずにすんだなろうな。

あ、話がずれちゃいましたね、すいません。

③中高一貫校ということで、高校受験をする必要がありませんでした。楽です。普通だと、思春期に受験というプレッシャーと戦わなければいけませんからね。

けど、これは悪い点でもあります。なぜなら、勉強を怠ってしまうからです。高校受験は5科目必要ですから普通の中学生は全ての勉強をするはずです。しかし、高校受験がなく大学受験を見据えていると、数学と理科をしなくていいや。って思っちゃうんです。

「お前が怠けてるだけやん。」

その通りなんです。しかし、仕方ないのです。近い存在にいた高校生が私立文系なら理数いらないよ。と言っているのが耳に入ってくる環境で生活していたんですもん。

親も、私文でいいから良いところにいけ。と言っていました。だから、あぁ、楽な方がいいから理数捨てちゃおって思ってしまいました。

理数をちゃんと勉強している人はいたから、悪いのは僕なんですけどね、より本格的に悪いと感じることについて話していきます。

〈悪かった点〉小学生時代に遊んだ思い出が少ない、部活をまともに出来なかった、中1からランク分けクラスというシビアな世界で生きなければいけない。

①まず、僕は小1から空手を習い事として始め、小3から塾に通い始めました。最初は空手も塾もやればやるほど成長して、楽しかったです。しかし、長く続けていて思ったのです。

僕は野球がしたかったんだ!!! と。小1の頃から親に言っていました。「野球習いたい!野球習いたい!」と。しかし、兄が空手と塾をしていた事から、全く同じ道を歩むことになったのです。

小学校5年生の時、親に泣きながら言いました。「もう空手も塾もやりたくない。野球したいんだ。」

すると親は言いました。「ダメだ、続けろ。ここで辞めたら辞めることに慣れてしまう。」

この時、本当にこの家庭に生まれてきたくなかったと思いました。

しかし、今になって考えてみると一理あるなと思います。僕は幼稚園から小学1年生までやっていたKUMONを辞めているのです。だから、言われるのも仕方ないなと思います。

そこで、習い事に影響が出ない程度に友達と公園で野球をするようになりました。しかし、毎日遊んでいる友達と比べ、自分は2週間に一回程度しか遊べなかったのです。それは今思えば、もっと遊びたかったなと思います。


②僕が通っていた学校は英語に力を入れている学校でした。そのこともあり、中学二年生の時、あり得ないルールが出来たのです。

実用英語技能検定の目標級を持っていないと部活してはいけない

はい?って感じですよね。中学生といえば、部活と勉強と遊びってイメージがあるのに

この学校は勉強と勉強と勉強なのです。

中学一年生は英検3級、二年生は準2級、三年生は2級を持っていないと部活ができないのです。正確に言うと、目標級の一個下を取得していれば週に一度は出来ます。

ご存知の方もいるかもしれませんが、英検二級は高校卒業レベルなのです。なかなか中学生が取れるものではないのです。

僕は中3の1回目で英検準二級を取得し、週に一度だけ部活をしていました。

当時は部活も満足に出来ないのかと。ひたすらイライラしていました。


③中学一年のオリエンテーション期間に数学の試験を受けます。そこで出た成績をもとにレベル分けクラスが振り分けされます。

中学一年生という精神的に出来上がっていない時期にこんな制度のもと、勉強をするのはなかなか辛かったです。僕は学校でも下から20番程度であったので、英語も数学も一番下のクラスでした。色んな先生からバカだなぁという目で見られるのは辛かったです!


以上の良い点、悪い点を天秤にかけた結果。良かったと思います!それは当時の勉強環境のおかげで大学受験を成功したからです!!中央大学にきたおかげで、良い友達、サークル、先輩後輩に出会え貴重な経験をすることができました。

けど、もっと友達と遊びたかったなぁ!!!!!!



〈自分が親になった時、子供に中学受験させたいか?〉

僕は本人次第だと思います。やりたいと言えばやればいいし、やりたくなければしなくていい。小学生の時くらいやりたいことをしてほしいです。

これは自分がやりたくないことをやり続けて辛いと感じたからです。

しかし、やると決めれば絶対に辞めさせないです。これは親から言われた言葉に納得したからです。

当時、習い事を辞めなかったという経験があるから、現在、諦めが悪い、リベンジ大好き人間になれているのだと思います。


みなさんならどうしますか、しっかり考えてみてください。直感ではなくそこに根拠も持たせて考えてみてください。筋が通っていれば、それがあなたの価値観だと思います。その価値観大切にしてください。偉そうに言ってすいません。

そして今、子供に中学受験をさせようとしている親御さん!子供に本当に受験したいか確認してみてください。子供の本心を聞いてあげてください。その時に出た本心を尊重してあげてください。それが良い親だと思います。


長くなってしまい申し訳ございません!

今日もお疲れ様でした!明日も頑張りましょう!


ばもす!!!!!!!!










すね毛の脱毛に当てます。ちなみに毛はかなり薄いです。