「単機能なアプリ」と「多機能なアプリ」と「シンプルなアプリ」について
微妙に分かりにくい違いですが。
「単機能なアプリ」客観的な視点
「多機能なアプリ」客観的な視点
「シンプルなアプリ」主観的な視点
「単機能なアプリ」だから「シンプルなアプリだ」とは限らない。
例えば、使い慣れたアプリの方が「シンプルなアプリだ」と言われることが多い。
ただし「単機能なアプリ」は「シンプルなアプリだ」となりやすいのは確か。なぜなら、必要な機能までのアクセスが速いから。
誤解があると思うのは「多機能なアプリ」だから「シンプルなアプリではない」とは限らないということ。
例えば、よく使う必要な機能へのアクセスが速かったり、一度に見る情報量が少なかったり、UIが整理されていると、多機能でもシンプルと感じやすい。
デザインという技術、行為は「多機能なアプリ」を「シンプルなアプリ」と思わせる技術でもある。
もし、デザイナーが上手く見せられないのなら、技術的に楽な方へ向かっていないか?と自問自答する必要があると思う。
ぶっちゃけると「単機能」だけを経営層に勧めるデザイナーは技術力不足だと思っています。もちろん、それはそれで効果があるだろうし、トキトバ(時と場合)で好きにすれば良いのだけれども。。
いかにシンプルに見せるかがスキルだと思う。逆に多機能なアプリをシンプルに見せることができないデザイナーは、スキルが不足しているとも思う。
解決策として分かりやすいのは、UNIXだと思う。
以上です。