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わたし文章は苦手だけど、トークなら得意です!・・それ本当ですか?

人生ハッピーなまま逃げ切れる思い込みならいいんだけど、
そうでなければ、僕はクライアントさんにもちゃんと気づかせてあげるんです。

もちろん、ルンルン気分の人に向かってね、

あなたは幸せでいるつもりかもしれないけど、
決して幸せなんかじゃないですからぁー!

・・なんてこと言わないですよ。
  言うわけないよね。


そういうことじゃなくて、、よくあるのは、強みに関してかな?

これはビジネスコンサルとか、何かのスキルアップについてお話する時ですね。

「私は右脳派なので。」

どこにでもいます、自分で言ってる人。
だから何?・・って言いたくなるけど。

自分は特別な人間なんだって思いがある場合は、、まぁいいとして。

問題は、何かの言い訳に使ってる人。

深く考えるのが苦手で、その言い訳が「私は右脳派なので」・・です。


逆もありますね。

「私は左脳人間なので。」

だから何?って言いたくなるんだけど。(笑)

やっぱり発想力に乏しいから、その言い訳が「私は左脳人間なので」・・です。

そうやって言い訳する人は、結局どっちもパッとしないことが多いですけど。

左脳人間を気取るなら、もっと判りやすく話せって思うし、
右脳派だって言うなら、もっとパッとした発想しろって言うの。

いつも思います。

ほとんどが、できない言い訳。やりたくない言い訳。

多いんです、こういう人。



私は文章を書くのが苦手ですけど、誰でも強みと弱みがあります。
私は自分の強みを伸ばしていこうと思います。
私の強みは、トークです。

  
・・そんな風に思ってる人も、よ~く聞いてください。


ちょっとその前に、機能的価値と感情的価値の話をしようかな。

機能的価値と感情的価値

レストランで例えるなら、

機能的価値というのは、料理が美味しいってこと。
イタリアの三ツ星レストランで修業したシェフが、契約農家の取りたて食材を使って腕を振るいますみたいな。

それと、感情的価値というのは、美味しいかどうかはさておき、何となく良さそう。
イケメン店長さんがいつも優しい笑顔で迎えてくれて~みたいな。

判りにくいですか?

じゃぁ、こんな例えで・・

心理学とビジネスをいっしょに学べる、心理カウンセラーとして食べていくためのインターネットスクールで、
カリキュラム内容も充実していて、同じ目的を持つ仲間と楽しく学べる・・ってのが機能的価値です。

そして、、そのスクールの主催者がとても素敵な人で、
こんな男性から学んでみたいと思わせてしまうのが感情的価値です。

実際、そのような人がスクールを運営していたり、その人が話すyoutube動画を見て虜になっちゃっう人もいるでしょう。


もう解りましたか?
機能的価値と感情的価値。

・・っでね、なんで僕がいきなりこんな話をしたかと言うと。

私は文章が苦手だけど、トークは得意なんですぅって言う人は、痛い思い違いをしてる。

文章が苦手で、そしてトークも得意ではない、おそらく高い確率で。

だって、そういう人はトークもさっぱりだもん。
その人に自覚はないかもしれないけどね。

文章だろうが、トークだろうが、やっぱり面白くない。



文章とトーク・・というように分けるんじゃなくて、
機能的価値と感情的価値というように分けて考えてください。

その人の書く文章には機能的価値がないんですよ。
それはトークも同じ。

中身がないんです。
レストランでいえば、料理は物凄く不味い。

だけど、そんな彼のトークにも興味を持ってくれる人がいるとしたら、
それは、感情的価値に魅力を感じてるんですよ。

中身のない、クソ面白くもないこと喋ってる時、
きっと彼なりに一生懸命に感情込めて話すでしょ?

熱く語る姿に惹かれる人はいるかもしれない。
レストランで言えば料理はクソ不味いけど、いつも優しい笑顔で接してくれるあなたがいいってこと。

それを良くも悪くも勘違いするんですね。

文章が苦手で、トークも得意なんかじゃない。

文章もトークも、中身が空っぽでクソ面白くもない。
だけど、彼には情熱があるんですよ。

その情熱が魅力となって伝わるんです。
感情的価値がとても高い人なんですよ。

だからね、、文章だって同じように毛嫌いしないで、一生懸命に熱を込めてくださいね。

いるでしょ、そういう文章を書いてる暑苦しい人。
中身が空っぽでクソ面白くもない文章でも、熱が入ってると何となく惹かれる。
僕はその人の文書最後まで読めないけどね、でも熱は確実に伝わってくる。



私は文章苦手だけど、トークは得意だって言ってる人は気づいてください。
痛い思い込みをしています。

文章を書くことの苦手意識を捨ててください。
あなたは感情的価値がある魅力的な人なんだから、文章もそんな風になら書けるはずですよ。
苦手意識があるから、嫌いだから熱も入らない。。もったいないですね。

それとは逆に、、
トークが得意だなんて思いあがらないことです。
今までは感情表現で誤魔化してただけですからね。

でも、自分のトークがなぜ受ける人にはウケるのか?
自分のトークに足りないものは何なのか?

そういうことが解ったなら、前に進めるでしょ。

あなたに足りないのは機能的価値であって、文章スキルじゃありません。

機能的価値を高めれば文章でもトークでも、多くの人に影響を与えられます。

頑張ってください。



今日は、こんなこと書いてみましたが、、

「私は文章が苦手なんです、だけどトークには自信があります!」・・っていう人に対して、
「得意なことを伸ばせばいいんです!」・・なんてことをカウンセラーやコーチが言っちゃいけません。

前回の話もそうです。

愛が必要か、それともお金が必要か?って話ね。

愛か金かを選ぶ前に、その前提となる条件がちゃんと揃っていないと意味がありません。

文章が苦手でトークが得意とかなんとか、、みんな思い込みですから。

そんな可笑しな思い込みをさせたまま、強みを伸ばしましょうとか、好きなことをやればいいとか・・

なんにも気づかないカウンセラーさんは、可笑しな思い込みの上に、また何かの思い込みを塗り重ねていくんでしょうね。


ビジネスも同じです。
誰から何を学ぼうが、その前提となるものがズレてると上手くいかないんですよ。

カウンセラーであっても、コーチであっても、コンサルタントであっても、
クラアントさんの思い込み、そして自分の思い込みに気づくことが第一です。



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