倒産と閉店

パン屋さんの閉店が多いらしい。

値上げ出来ずにいる。これ以上値上げすると、パンを購入する為のパンの価格を遥かにこえるため。

大型店に卸すパン工場は、薄利多売である程度収益は取れる。
お客様は、スーパーや量販店、コンビニ等と店舗なので、店舗からの大量の注文で成り立っているし、そこが収益源のお客様である。


問題なのは、スーパーやコンビニ、量販店だ。
ある程度価格が上がると、客離れも少しずつ響いてくる。賞味期限切れ間近を割引で販売。

それが続くと、仕入れ数を減らして調整する。

仕入れしても、廃棄や賞味期限切れ間近割引販売では利益は取れない。
それなら、少しだけ仕入れを減らして対応し、その分の売上役割を他の商品で賄う。


パンにかける限界価格が迫っている。
限界価格を、消費者が意識して上げないと街のパン屋さんは消えていく。

パン屋さんも企業努力で、味やこのお店にしかない魅力をもっと発信していかないといけない。


個人店にとっては、一寸先は闇。明日は我が身。がもう嫌でも押し寄せてくる。

消費者よ。このままでは、こだわりやあの味と言った楽しみや食の大切さやそれで感じる幸せと幸福感を無くしてしまう。

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