ポテトチップスと頭のバッタ
10代の頃にニューヨークで、成功した変な経営者の人と話す機会があった。
そこで自分はその人に「どうやったら大成功を収めることが出来るんですか?」と聞いた。
その人は「電車で黒人がポテトチップスを食べてたら、頂戴って聞いてみろ。」と言った。
俺が「え?どういう意味ですか?」と聞くと、その人は「だって君は普段、絶対にそんなことしないだろ。それが君の想像と行動の限界ということだ。常に自分の限界を超えた範囲の行動をとってみろ。そうしたら君は自分が想像する以上のところいける」と言った。
最近よく自分に言い聞かせている。
「おいお前、ポテトチップスをもらえ、自分の限界を超えろ」
もっと面白いことをやろう。そのためにお金を借りよう。
そしてこりもせずまた公庫に連絡して面談をした。
公庫「え?2ヶ月前に融資おりましたよね?資金全部使ったんですか?早すぎませんか?」
オレ「全部使ってないです。でもまたお金を貸してください」
公庫「いや、まだお金余ってるじゃないですか。それで十分やりくり出来るじゃないですか。貸りる必要ないじゃないですか。とにかく借りるの早すぎますって」
オレ「いや早いなんてことは絶対ないです。だって俺らってバッタじゃないですか?バッタってカゴの中に入れられると本来はずっと高く飛べるのに、カゴのフタにぶつからないように低くしか飛べなくなるんですよ。人間もそれと一緒でお金にフタをされているんです。今持っている資金だったらそれに合わせてしか飛べないんです。だからもっとお金を持って自分の限界を超えて飛ぶ必要があるんです」
公庫「いや、全く意味がわからないです」
オレ「・・・・」
そんな感じで融資は断られた。
どうしよう。断られた。
悩んでいる暇はない。
悩んでいる暇があるなら、1秒でも早く行動して、1秒でも早く失敗しろ。
その結果会社が潰れたとしてもいいんだ。
精一杯やりきった結果がそれなら全然受け入れる。
その経験値を活かして次に進めば良い。
こんなゆったりしてたら人生何回繰り返したって、世界一の社長になんてなれない。
その後、筑波銀行からも融資がおりた。ありがとう筑波銀行さん。
ありがとう、だから次回頼むから面談の数を減らしてくれ
続く。
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