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マスクは何を語っている? 昨年世界で生産された520億枚のマスクはどこに?
コロナに関する事を書きます。
二回目の緊急事態宣言を受けて、国内の出張も殆どなくなり自宅での仕事と都内など近場の出張のみになりました。もちろん中国出張もありません。ウェブ会議やメール・電話などで出来る事をしていますがフリーランスにとってはとても厳しい日々が続いているのではと思います。
自宅での仕事がメインとなるのでオッチャンは運動不足気味です、よって週2~3回近くの公園に散歩に行きます。1.5時間ほど散歩して1万歩程度の運動をしていますが、もう少し暖かくなればジョギングに切り替える予定です。
1万歩を歩くと5km程度かと思いますが、頻繁にマスクが落ちているのを見かけます。風邪で飛ばされたり、不注意で落ちてしまったりとかやもう得ない場合もあるかと思いますし、現在の状況でマスクは無くてはならない物ですので、少しは仕方ないのかな?なんて思っていました。
2020年前半日本はマスク不足になりました。中国の友人7~8人が心配してマスクを国際郵便で送ってくれました。(その後規制が入りました)国内でマスク不足となる中、友人や高齢者、北米にいる友人達十数名に自費でマスクを今度は送りました。皆さんからメールや手紙やCD(プロの音楽家もいましたので)など色々とお礼の連絡や物が届いたりして、大変良かったと思います。
2020年全世界で生産された520億枚のマスク、そのうち15.6億枚が海に流れたと言われています。(海洋保護団体データ)また、世界で毎日10億枚のマスクが廃棄されていると言われています。大半の人はちゃんと廃棄していると思いますが、数が数だけに色々な所にさまよい、飛ばされているのだと思います。
世界の人口から見ると、マスクすら買う事の出来ない人たちの多さに驚かされますね。感染対策として、うがい・手洗い・ソーシャルディスタンス・飲み会・夜の街・・・色々言われていますが、石鹸で手を洗う事が出来ない人達、マスクを買えない人たちがあまりにも多いので、現在の感染対策も何か違うのでは?なんて考える事もあります。
天敵のいないところでペンギンが死んでいたので調べたら、お腹の中から沢山のマスクが出てきたなどのニュースもありました。多くは不織布のマスクです。主材料はポリプロピレンですので分解時間はおよそ400年程度ですかね?生分解性プラスチックで作ったマスクは既に開発が進んでいるか分かりませんが、何か手を打たないと、自国だけ・自分だけという考えは何かが違うような気がします。
自然界へ投げ出した人類のゴミにより、自然界からの物言わぬ静かな仕返しとも言える報復が始まっているかも知れません。2017年にアメリカが10カ国で行った水道水調査で83%の水道水にマイクロプラスチックが混入していたとありました。そのマイクロプラスチックは静かに体内に堆積し、幾つもの病気の原因となりいずれ人類のDNAにまで変化をもたらす事になるかも知れません。
1年に1枚クレジットカードを食べますか?もしかしたら知らずのうちに食べているかも知れません。
自然界からの物言わぬ静かな逆襲の前にもう少し我々に出来る事無いかと思います。
今できる事、みんながほんの少し意識を変えるだけで良いと思います。自分のお金を落としたらみなさん拾うと思います、自分のハンカチを落としたら拾うと思います、自分のスマホ落として拾わない人いますか?自分のワイヤレスイヤホン落として行方不明になれば必至で探すと思います。
それと何が違うのでしょうか?
オッチャンが散歩して思った事を書きました。
いつも最後までありがとうございます
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