いつまでたっても料理が出てこない・・中国生活ご安全に-30
いつもありがとうございます。
2022年冬のオリンピックが間もなくですね。アスリートの活躍が楽しみです。北京オリンピックといえば2008年、夏のオリンピックでの出来事を思い出しましたので紹介と思います。
2005年春に初めての中国華南地区への出張から3年を超えた2008年夏の初めに華東地区(上海)への出張。中国への出張は回数を重ねてきた時期ではありますが初めての華東地区でもあり、初めての上海への宿泊でした。多少言葉も慣れた時期で、当時の営業と二人での訪問でした。
上海に到着し、ホテルにチェックイン。上海料理でも食べに行こうと街中をウロウロして、街の中にある上海料理屋に入りました。お客さんは決して多くはありませんでしたが、そこそこ席は埋まっていました。
注文を・・まずはビール4本。そして写真付きのメニューを見ながら数点料理を注文しました。お店の中にあるテレビの前には多くのお客さんがテレビを見ている姿が印象的に覚えています。
『そうか!今日は北京オリンピックの開会式だ!!』
皆がテレビに夢中になっているのが納得しました。しばらくすると最初に注文したビールと枝豆が出てきましたので、我々もビールを飲みながら北京オリンピックの開会式をお店のテレビで見ていました。選手団の入場が始まり、日本選手が現れてきました。
ビールもなくなり、追加で注文しました。店員も皆さんテレビに夢中になっているので、店員に断ってビールを2本自分で持ってきました。
そういえば料理が何も出てこない、既に30~40分くらいたっている。店員を呼んで聞いて見たら確認しますと言いその後テレビの前に立っていました。ああ・・これは皆、北京オリンピックの開会式に夢中になっているな!と思い厨房を見に行きました!!
やっぱりそうだ!
4~5名いる料理人は全員厨房の中にある小さなテレビの前で開会式を見ている・・・
同行した営業に事情を話し、どうするか?聞いたところ、もう少し開会式を見ようとなったので、更にビール2本を(勝手に)持って来て、合計2時間くらいテレビを見ていました。
その後料理も出てきたので、初めての上海料理を堪能しました。
先進国の仲間入り?という感覚に中国の方々も気持ちがとても盛り上がったのではないかと思い、特に文句も言わず会計をしてホテルに帰りました。
2022年北京オリンピックの開催を前に、2008年の北京オリンピックを思い出しましたので記事にしました。
政治的なコメントはしませんが、アスリートが活躍できる冬の北京オリンピックをとても楽しみにしています。
ヘッダーの写真は、IOCのHPからお借りしています。