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仏教に学ぶ生き方、考え方「朝から掃除をした話」

 今日は、どんよりとした「曇り」ですが雨も降っていなかったので、朝から「境内の掃除」を行いました。

 まずは「草取り」からです。

 ほんの一週間「サボって」いただけで、もう草が「これでもか」というほど伸びています。

 それを鍬と手で「一つひとつ」取っていきます。

 すぐにちりとりがいっぱいになるので、「捨てては履き」「履いては捨て」の繰り返しです。

 境内の掃除で一番心がけていることは、「適当に」するということです。

 こんな事を言うと怒られそうですが、適当という言葉は本来は「その場に応じた」という意味があるのです。

 辺りを眺めて草が伸びているなと思ったところに向かい、大きめの草を取ったらまた次のところへ向かうというふうに作業することで、広い境内が「なんとなく」きれいに見えてきます。

 あとは「効率を求めず、時間を気にせず」するように心がけています。

 「こんな短時間で、こんなにきれいになった!」

 というふうに思えるのは「ほんの僅か」で、大体は「こんだけしかできなかった」と負のイメージが湧いてくるからです。

 つまり「適当にただ黙々と」掃除をするわけです。

 最後は「トイレ掃除」をして終わります。

 ホースからの水と「スポンジ」一つで便器まできれいに洗い上げます。

 そうやって一時間半ほど作業をすると額から「玉の汗」が吹き出します。

 そしてその後の「水シャワー」は、極楽にいるかのような「最高のひととき」なのです。

☆今日の一句☆

 掃除して
    自然とたわむる
          我が心

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