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仏教に学ぶ生き方、考え方「四月の日射しは意外に強い」

 最近の日射しは肌に「ジリジリ」と熱量を感じるようになりました。

 車を運転することが多いので、「右腕」だけがちょっと黒くなってきたように感じます。

 洗濯物も厚手のものでも昼過ぎには完全に「乾いて」いますし、草も日に日に「大きく」なってきています。

 昼前に太陽を見上げてみましたが、ほぼ「真上」に来ているように感じました。

 南側が山に囲まれている自坊でも、十分に日が「差し込む」ようになりました。

 気が付かないうちに「いつの間にか」、季節が変化している。

 それは季節だけに限らず、「あらゆるもの」が刻々と変化しているからですよね?

 その中にいながら、いよいよ日射しが暑いと感じるまで「気づかない」のが凡夫なのでしょうか。

 季節を人生のステージに例えられることがありますが、今の自分はどのあたりなのか考えると「もうこんな季節なのだ」と慌ててしまいます。

 そして、次の季節を迎えることなく命を終えるということも、十分に「あり得る」のだと思うと、この太陽の熱量もなんだか「愛おしく」感じてしまいます。


☆今日の一句☆

 卯月の陽(ひ)
    人の生きるは
         熱(ねつ)多し

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