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仏教に学ぶ生き方、考え方「適度に休憩するということ」

 皆さん、「睡眠」はなぜするのかご存知ですか?

 私は「脳を休める」ため、「身体を休める」ためと思っておりました。

 しかし眠っているときも、「脳」は活発に動いているそうです。

 そしてよく観察すると、どうやら「記憶の整理整頓と掃除」をしていることがわかってきたのです。

 学校や仕事にも「休日や祝日」があります。

 休む日なのだから、一日布団に入って「寝ているか」というとそうではありませんよね?

 いつもと違うことをしたり、のんびりと過ごしたり、趣味に没頭したりしながら、勉強や仕事の内容を整理整頓して、より「効率よく」動けるようにしているのかもしれません。

 物事をそのまま見ると、休むことは「無駄なこと」のように見えます。

 でも物事をよりよく続ける上では、それは「必要なこと」なのかもしれません。

 お釈迦様も、厳しい修行では悟りを開くことができませんでしたが、「沐浴」をして「乳粥」を食べたあと、菩提樹の下で七日間「瞑想」されることで悟りを開かれました。

 つまりお釈迦様は「休息されたからこそ悟りを開かれた」のだとも言えるのではないでしょうか?

 今日は「春分の日」。休みの方はゆったりと、そして今日が仕事だよという方も「心だけは」ゆったりとお過ごしください。


☆今日の一句☆

 休むこと
    整理整頓
       春分の日

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