見出し画像

仏教に学ぶ生き方、考え方「人に伝えるということ」

 人は何かを伝えようと、「言葉や表情」で、相手の心に向かっていきます。

 ところが、いつもコロコロ変わる「心」であっても、人に強く伝えられると途端に固く動かなくなるものです。

 言葉を尽くしても、もともと「聞く耳」を持たない人の心を動かすことはなかなかできません。

 そんなときは伝えることを「辛く」感じてやめてしまうときもありますよね?

 でもそもそも一度や二度の「言葉」で人の心を動かすことなどできないのです。

 人の心は「言葉を尽くしても」分からないことは多いのです。

 でも諦めて伝えることを「やめてしまう」のもどうかなと思います。

 まず、伝えることの中に相手を自分の「意に添わせたい」という想いがないでしょうか?

 でもほんとに伝えたいことは、相手にとっても「必要」で役に立つようなことであるべきですよね?

 それは伝えるのではなく「伝わっていく」ものなのだと思います。

 なのでもし伝えたいことがあれば、「伝わる」ようにすればいいのではないでしょうか?

 例えば、仏教の素晴らしさを伝えようとしてもなかなか伝わりません。

 でも仏教の考え方で「心が軽く前向きになる姿」があれば、それは自然に伝わっていくものです。

 noteの投稿も、その「心持ち」でありたいと、密かに思い始めています。


☆今日の一句☆

 伝わるよ
    あなたの行い
         心持ち


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?