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仏教に学ぶ生き方、考え方「引きこもるということ」

 「引きこもり」と言う言葉が生まれて久しいですが、それは一体どういう状態なのでしょう?

 例えば家に引きこもると言いますが、「会社」に引きこもるとは言いませんよね?

 でも休日出勤をしてまで会社にいることは「それ以外」の世界からは引きこもっているように見えます。

 また「自営」をされている方は、家にいることがほとんどですが、それもひきこもることとは違うようです。

 そして外からは引きこもっているように見えても、ネットやSNSで世界中の人たちと「繋がっている」人もいます。

 また引きこもるには少なくとも、「身辺自立」をしていることが必要です。

 つまり引きこもりが維持されるには「自立精神」が求められるわけです。

 そんなことを考えていると、私は引きこもりですと言う人は、「私は自立をしています」とも言えます。

 その状態で「安定」しているから、維持できるわけです。

 それを誰かが引きこもりという名前を付けて、社会に「ひっぱり出そう」としているようにも感じます。

 世の中にはそれぞれの生き方があり、それが尊重される。

 それは仏教の「基本的な精神」であると感じています。


☆今日の一句☆

 引きこもり
     心は安らぐ
         悲喜交交


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