仏教に学ぶ生き方、考え方「薬」
数日前からかかとが「あかぎれ」になり、プールでも「痛い思い」をしておりました。
そこで「薬用の軟膏」を買ってきてかかとに塗り込むと、痛みが消えてあかぎれも治りつつあります。
普段、薬とは「縁遠い」生活をしておりますが、たまに「効く薬」があるとありがたいなと感じます。
でもいい薬があるから「もう大丈夫」という「慢心」みたいなものも少しだけ湧いてきました。
本当は薬を「つけなくてもいいようにする」のが一番ですよね?
実は「真宗の教え」にもこのようなことが書かれております。
阿弥陀如来様は「すべての人」をお救いになられます。
それはどんな「悪人」であっても救われるわけです。
むしろ悪人であるほうが「救いの対象」になるのです。
これを「悪人正機説」と申します。
ここで悪人でも救われるのだから、「悪いことをしてもいいんだ」とか、悪いことを「すればするほど」救われるんだという人が出てくるわけです。
それに対して「薬あり、毒を好め」(薬があるのだから、自分から毒を飲んでもいいんだ)と考えてはいけないよと戒められているのです。
薬は安心して暮らせるためのものと考え、なるべく「薬に頼らない生活」を心がけたいものです。
☆今日の一句☆
薬より
クスリと笑える
ダジャレかな
※もはや「今日の一句」の需要は、完全になくなったと思われます。
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