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「子育て大変なのはみんな同じよー」じゃなくて、ただ「がんばってるね」って言ってほしかったんだなーという話と義実家での話。

タイトル長いな。

さて、手のかかる長男アキラの子育てで、いっぱいいっぱいだった頃、まわりの先輩ママたちに言われていた「男の子なんてみんなそうよ!」「どこも同じよー」という言葉とともに、心がザワザワするというか、苦手だったのは「今が一番可愛い時よね」っていう言葉です。

今、長男アキラは18歳、次男ハルキは8歳になって、私もすっかり赤ちゃん時代の大変さを脱したので、そう言いたくなる気持ちがとってもよくわかるんです。

「ああ、この頃はほんと可愛かったなー」って。

でも、それって、当時大変だったことの数々を、だいぶいい具合に忘れ去った上での「可愛かったなー」なんですよね。または「もう終わった」上での「可愛かったなー」なんですよね。もう一回どうぞ、って言われたらお断りするやつ(・∀・)


なんか、これって出産にも似てますよね。

出産直後は、痛いし、しんどいし、もういいです〜〜って思ったはずなのに、時間が開くと、あんなに大変だったことをすっかり忘れてしまっていて、いざ、陣痛が来て分娩台の上で、

「あああーーーー、そうだーーこれだったーーー!!! 痛いーーー!」

って思い出す、ってやつです。そして時すでに遅し。もう産むしかない、ってやつです。苦しかったこと忘れてるんですよ(・∀・)

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「今が一番可愛い時よね」って言われると、そんな可愛い時期、素敵な時期に、何を不満言ってんだ、って言われてるように感じてたんですよねー。

もちろん、なんの悪意もなく、ほんとに「赤ちゃん可愛いね」っていう意味だっていうのはわかるんですけど…ひねくれすぎですかね?

当時、仲のいいママと、

「今が一番可愛い時って言われると、じゃあ、1時間でいいから代わってくださいよって言いたくなるよね…」

うんうん、とうなずき合ってました。

確かに“一番可愛い時期なんだろう”ということは、当時もうっすらわかってました。でも、それを上回る大変さなんですよ! ワンオペで!!! その可愛さを堪能する余裕がないんですっ!!

って、笑顔で話しかけてくる知らないおばちゃんたちに言いたかったですね。…言えなかったけど。

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そして「みんなそうだよ」っていう言葉。

初めての赤ちゃんだと、何もかもが初めての経験です。色々な情報を集めながら、試行錯誤しながら、それでもうまくいかないことばかり。予想外のことばかり起こる。

で、子育て大変すぎるんですけどー!!と思って、先輩ママに話したら、

「どこも一緒だよ」「そんなもんだよ」

って、言われたら、たとえその通りだとしても、ちょっとションボリなりますよねぇ(^_^;) 

「みんながんばっているんだから、それぐらいの苦労を苦労と思ってはいけない」とか「その程度で大変とか甘い、甘い」と言われてるような気がするというか。

じゃあ、私はなんて言われたかったんだろう?

多分、大変さを訴えた後、「うんうん、どこもそんなもんだよ」とぶった切られるのではなく、ただ、

「そっか、大変だね。がんばってるね!」

って認めて欲しかったんだろうな、って思うんです。


とはいえ、きっとそういう先輩ママたちだって、同じように「みんなもがんばってるんだから」と言われて、がんばってきたからこそ、そう言っちゃうのかもしれない。

でもやっぱり、そういうスパルタな感じじゃなくて「がんばってるね」っていう優しさがほしい。ほんと、子育て中のママには超・甘々でお願いします! すごく染み入ると思うんですよねー。

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さて、義実家へ行っても、アキラのパワフルさは変わらずです。お義母さんは3人の男の子を育てたお母さんでしたが、さすがにリアルなアキラを目の当たりにしているので、

「男の子はこんなものよー」

とは言わず、

「んーー、これほどではなかった気がするわ…」

と言ってくれていたものの、やはりアキラはお義母さんの予想も超えて悪行三昧でした。


例えば…食べ物の好き嫌いが激しかったアキラ。

トマトは絶対食べません。

でも、義実家に行くと出てくるんです。トマトが(・∀・)

お義母さんには、

「…すみません、アキラはトマトが食べられないので」

と、言うのですが、毎度出てくるので、いつも私がコソッと食べてました。

で、ある日。

多分、そうやって男子3人を厳しくしつけて育ててきたんだろうなーと思うのですが、

「まさりさん、甘やかしちゃダメよー。嫌いなものも、がんばって食べてるうちに食べられるようになるのよー♪ ほら、アキラちゃん。食べてごらんなさい」

と、無理矢理アキラにトマトを食べさせた結果。


…トマトはもちろん、それまで、美味しい、美味しいとおかわりまでして食べたお義母さんお得意のコーンスープ含む夕食、ぜーんぶ吐き戻しました(・∀・)

汚くてゴメンナサイ。

以来、お義母さんはアキラにトマトを食べさせようとはしなくなりました。…だから言ったのに。

アキラには無理矢理何かをやらせるとか絶対ダメなんですよ…。

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そして、義実家は和風建築のため、障子や襖があるんですよねー。

障子×アキラなんて絶対やってはいけない危険な組み合わせです!

なので、義実家にいる時は常に障子とアキラのスペースを十分にとり、可能な限り、障子の前にゴールキーパーのように私が鎮座して、障子を破らないように、破らないように、していたんですけど…破っちゃうんですよねぇ。

ちょっと目を離した隙に…。あーあ。もう…。


で、ある時、義実家へ行く前に電話してると、

「そうそう、まさりさん。この前来た時に、アキラちゃんが障子破っちゃったでしょおー。あれね、貼り直してキレイにしたのよー♪ だから、今度来る時は破らないように気をつけてちょうだいね♪」

って。

え?

いやいや、お義母さん。

その障子破ったのアキラなんだから、なんでアキラが来る前に貼り直すんですかーーー! 帰った後にしてくださいよおーーー!

おかげさまで…緊張感増し増しの帰省となりました。←まさり母、がんばって障子を守り切りました。自分を褒めてあげたい。

ちなみに、お義母さんは嫌がらせでやってるわけではなく、…天然です。

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