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【英文法】関係代名詞のwhoとwhichの本質的な使い方❗

やあ!
まさぽん(別名:英会話の伝道師)だよ😇

普段は英語学習におけるマインド論をメインにnoteで記事を毎日更新しているぼくだけど、たまには英文法の話もしてみようと思う。

既に中学英語を学び直してる人には、ちょっと目からウロコかもしれないので、とりあえず最後まで読んでみてね✨

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💎 関係代名詞whoとwhichの一般的な使い方

広く一般的にされている説明としては、英語の関係代名詞のwhoは先行詞が「人」について、関係代名詞whichは「人以外」につく、というものだね。

たとえばこーゆー例文。

I watched a drama _____ everyone talked about in the office.
(会社でみんなが話していたドラマを私は見たよ。)

この空欄に入るのはwhoかwhichか?

って言われたら、"which" だよね👌

なぜかといったら、関係代名詞の直前にある先行詞dramaは「人以外」だから、その語を修飾(=説明)する関係代名詞はwhichってわけね。

だけどもし、同じく関係代名詞の種類を問う問題で

We need a woman _____ is eager to promote our philosophy.
(僕らの理念を積極的に広めてくれる女性を必要としている。)

みたいな文があるとしたら、この空欄に入る関係代名詞はwhoだ。

なぜなら、このwhoの直前にある先行詞womanは「人」だから。

と、ここまでが関係代名詞の基礎知識。

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💎 関係代名詞whoとwhichの本質的な使い方

で、このwhoとwhichがそれぞれ「人/人以外」を修飾するっていう話なんだけど、実際、いろんな英文を読み漁ってると、「これって人なのか人じゃないのかどっち?」っていう微妙な単語が出てくる。

たとえば、動物に対してあえて "who" を付けるパターンがあったりする。

We have a cat who has four legs.
(うちらは4本足の猫を飼っている)

みたいな感じ。
まあ猫が4本足なのは当たり前なんだけどね。

ここでは、あくまで猫は「家族」の一員としてみなされているので、固有の名前もついているし、人間味がある存在として扱われているから、関係代名詞も "which" ではなく "who" が使われてるって話なんだな。

関係代名詞に限らず、その猫がオスだったら代名詞heを使ったりもするし、メスならsheだったりする。これはわりとよくあるパターン。

で、これとは別に、「人間」に対して、関係代名詞 "which" が使われてるパターンってのもあるのよ。

どんな時だと思う?

それは、人間を「人以外」として扱う時。

たとえば、生物学とか、考古学の研究とかで、「原人」を扱う時に、あえて関係代名詞をwhichになったりする。

一般的に、ぼくらみたいな新人類のことは "homo sapiens(ホモサピエンス)" と呼ばれており、その進化の手前の原人類は "homo erectus(ホモエレクトゥス)" と呼ばれる。

sapiensは「知性」を表す "sapient" から由来してて、erectusは「直立」を意味する "erect" から来てるってのは、なんとなくお分かり頂けるかと思う。

猿人の頃は四足だったけど、原人になってからは直立二足歩行だから、そのつながりでこーゆー名前が付けられたということだな。

で、話が若干、あらぬ方向に飛んだけど、この "homo erectus" を、ぼくら新人類の "homo sapiens" と区別して語る時には、homo erectusの関係代名詞にあえて "which" が使われたりするんやね。

決して人間扱いしてない訳ではないんだけど、ウチらと「区別」するために、関係代名詞も「人以外」として使われるのである。

というわけで、関係代名詞のwhoとwhichは、必ずしも「人/人以外」にそれぞれ使われるって訳ではないというのが、今日のプチレッスン。

あとは豆知識なんだけど、日常会話で「相手の勤めている会社」を聞き出す時に、"Who do you work for?" とか尋ねたりもするよね。

まあこのwhoは関係代名詞じゃなくて疑問詞なんだけど、直訳すると「誰のためにあなたは働いていますか?」って意味なんで、要するにその会社を代表する社長とかを意味して疑問詞のwhoが使われてるってこと。

だからまあ、"What do you work for?" じゃないんだよねw

世の中の会社は大企業が0.3%、中小企業が99.7%だという統計データもあり、さらに従業員の70%は中小企業に勤めていると言われている。

「会社に勤める」ってよりは、「上司や社長に勤める」っていう解釈が正解なんだろーなと思う。

日本でも海外でも、人は人のために動く生き物なんよw

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💎 まとめ

てなわけで、今回は、関係代名詞のwhoとwhichの応用的な使い方について、英会話の伝道師であるぼくから解説を試みた。

中学英文法って、最初はちょっと取っつきづらい概念も含まれているけど、こーゆー関係代名詞とかって、いったん使いこなせば強力な武器になってくれるから、いっぺんガチで学んでみるといいよ!

もちろん英会話にも訳に立つぜ💪💨

というわけで本日はこのへんにしておこう。

ぼくは個人のブログとかメルマガで、英語の優良教材も紹介したり、初心者の英語学習者に有益な内容をお届けしているので、もっと英語業界のことを詳しくしりたい人は「♰英会話の伝道師♰」でご検索をどうぞ✨✨

またね~👋

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