【ネタバレあり ライブ感想文】ストレイテナー「The Ordinary Road Tour」@ペニーレーン24 2024.11.30(土)
こんにちは。シリアスファイターです。
今回はストレイテナー、ニューアルバムを引っ提げてのワンマンライブツアー、札幌公演のライブ感想文です。
来年まで継続中のツアーですが、ツアー中でもセットリストが目まぐるしく変わるのがこのバンドの常というもの。
以下の文章では演奏曲やMCに触れますが、それでも断片的にでも知りたくないという方は閲覧を積極的にお控えいただければと思います。
それでは。
機会あるごとにSNSでも言ってる気がしますが、どれだけサブスクや配信が台頭して、一曲単位やプレイリストによる音楽の聞き方が覇権を握ろうとも、好きなバンドの「アルバムが発表される」こと「も!」、私が音楽を聞く上での楽しみであることに変わりはありません。
近年ではライブを見れる機会がまた増えてきて嬉しい限りのテナーさんの活動でしたが、ついにきました4年ぶりのニューアルバム。
今年は北海道でのライブ機会が多いテナーさんですが、アルバムを引っ提げたツアーには北海道公演もばっちり。
3月のZepp Sapporoのときは「ペニーレーンで収まらなかった。」って言ってたじゃないですかホリエさ~ん!
もう!
でもまたペニレで見れて嬉しいぞ!こらっ!
今宵も、アルバムツアーでもごろごろ曲を変えてきている(であろう)、自由気ままで攻めの姿勢がたまらないライブへ。
土曜日とはいえ開演時間の早さがありがたいことで、私の中では勝手にお馴染みになっているテナーさんのライブは今日も17時開演。
お客さんに何度も前に詰めるようスタッフさんから指示があったとおり、チケット完売でパンパンの会場は、ほぼ予定時刻通り暗転。
「STNR Rock and Roll」がSEとして流れ始めると、パンパンの期待そのままにBPMよりも遥かに早い手拍子が会場に鳴り始めます…!
最初のジャーン!とともにオレンジ色に照らされるステージ。
登場とともに客席を見るなり、ニコッと微笑むシンペイさん(Dr.)を筆頭に登場した4人の表情は既に晴れやかで、特にYシャツ姿でセミフォーマルなホリエさん(Vo.&Gt.)のそれは、肩の力が抜けた柔らかさすら感じられます。
そんなホリエさんが音出しついでに、軽やかなアルペジオを鳴らすと、オープニングを飾るのは意外や意外、ニューアルバムでは中盤に位置していたミドルテンポの「リヒトミューレ」。
音も歌もどこか儚げですが、登場時の雰囲気と同じく晴れやさと軽やかさを感じさせる演奏で、曲の1番が終わるとともに客席からは自然と歓声や拍手に包まれます…!
とても暖かい幕開け…!
そのままシンペイさんのドラムは、軽快なビートを保ったまま「BRILLIANT DREAMER」へ…あれ…何気にライブで聞くの初めて…!
軽快さはそのままに、最後のサビに向けて少しずつ迫力を増していくシンペイさんのライドシンバルの音の輝きが、メロディの美しさを更なる深みと高みの彼方に押し上げてくれるような心地…すっごく気持ちいい…!!
原曲では得られなかった興奮…!
そこからフェードインするのが、テナーの楽曲でも随一のメロの美しさを誇る「Graffiti」という完璧な流れ…!
ラスサビ前の間奏部、登場時にイカしたサングラスをしていたひなっちさん(Ba.)がパッとサングラスを外し、サビでは歌詞どおりの輝く目を持った満面の笑みで、腰を振りながら強靭なベースラインを奏でていました…!
次々と塗り替えられていく極彩色の音像。
その美しいメロディに、疾走感を掛け合わせたような「Silver Lining」で、ロックバンドたる熱量を静かに熱く焚べていく展開に、私の心も無理なく、体温を底上げされていく感覚に…!
ギター職人たるOJさん(Gt.)は登場時からほぼ一切真剣な表情を崩しませんが、そのアルペジオやストロークから自然と溢れ出すロックンロールでしかない熱い音像…良い良い…みるみるみるみる楽しくなっていく銀色の旋律…!!
ホリエさん
「札幌ペニーレーン!
よく来たね!
俺たちストレイテナーっていいます!」
客席からそれぞれのメンバーを呼ぶ声も聞こえる暖かい雰囲気のフロア。
そのままMCかと思いきや、準備を整えたホリエさんが合図すると、OJさんが弾き始めたイントロのリフに、発狂するような歓声が聞こえたと同時に、発狂する間もなく両目から溢れ出したものが。
ここにきて大好きすぎる「PLAY THE STAR GUITAR」…!?本当に何年振りだ…!!!
ペニーレーンの分厚くて真っ暗な天井に向かって、その分厚いギターの音色で心から輝き続けたい意志が、巨大な岩みたいにゴツゴツと力強いビートで私を鼓舞してくれます…!
ああああ!
ロックバンドの輝きってこういうことですよね!!!
終盤には大合唱になるコーラスで思わず私も声を張り上げ、アウトロのベースラインでは、最後の4発、弦を引き千切る勢いで腕をブンブンに上下させて音を鳴らし切ったひなっちさんに大歓声!!!
星のない夜空の下で激しく鳴らした後、今度はそんな景色でも美しいかもしれないという想像が捗る「工場夜景」へ。
たとえ星のない夜空でも、テナーが描く夜空の美しさは絶品…!
少し話は逸れますが、ニューアルバムでこの曲を初めて聞いた時、真っ先に思い浮かんだテナーの曲がありまして。
曲の展開や雰囲気がとても似ていて、「工場夜景」は「優しく美しく」だとしたら、そちらの曲は「厳しくも強く美しく」という印象で、私自身とても一方的に愛情を注いで聞いていた曲でして…。
なんて回想がふと頭をよぎっていた中、OJさんが軽やかに鳴らし始めたイントロのリフは…まさに…まさに!!その「FREEZING」!!嘘でしょ!?聞けちゃうんですか!?
ライブで初めて聞ける喜びも去ることながら、曲の流れとしても完璧とあれば、サビでホリエさんに合わせて「Yeah, yeah」と叫ばざるを得ないのも必然…!
これから凍てつくような寒さが待っている(この日も既にそこそこ寒かった)北海道で、美しいまま転がり続ける今日の演奏は永久冷凍保存したくなる気持ちにもなりましたが、聞いているうちに心がじわじわと溶かされていくような今の感覚だけが全てで、それだけを信じていたくなるほどには、ただただ目の前の演奏に没頭する4人が潔くて、美しすぎました…!
ひなっちさん
「いくよー。」
いそいそと準備を整えると地声でゆる〜く宣言したひなっちさんが奏でる静かに煙を上げるようなベースラインに、ギターのアルペジオとハイハットが重なり始めます。
そのままニューアルバムから「Zero Generation」へ。
やさぐれ感と怒りが混ざったようなホリエさんのボーカルワークがかっこいい…!
そして疾走する間奏部ですが…ひなっちさんのベース、原曲ってこんな感じでしたっけ…左手…そんなに動いてましたっけ…!?
躍動感の塊すぎて、よりかっこいいんですが!?
そんなひなっちさんが一瞬天井を見つめ、グッと力を込めるとともに、ブルーのスポットライトが当たる中、常人には理解不能のブリブリのベースリフを鳴らせば、「KINGMAKER」というレア曲!
間奏部ではそんなひなっちさんだけでなく、細かく鋭いギターフレーズを次々と産み出すOJさんも見事な職人技!
最後のサビでは、シンペイさんのシンバルの破壊力も天井知らずで興奮を押し上げて、王者の風格を纏ったグルーヴは更なる進撃を続けます…!!
「道」を連想するという意味で、ニューアルバムとの親和性抜群な「246」が続けば、ここまでの完璧すぎた序盤を早くも振り返らずにはいられません。
軽やかに美しく、でも大胆不敵で、世間一般でいう「器用」にはなれないけど、真っ直ぐに音を鳴らすロックバンドの頼もしさを改めて思い知るのです。
ホリエさん
「山場きた。」
シンペイさん
「………っしゃああああああ!」
マイクを通さずとも客席に届く、シンペイさん気合いの発声。
豪快なオープンハイハット4発から飛び出すのは、ニューアルバム屈指の直上型ロックンロール…「Exelion」!!
最初は思わず呆気に取られるほどの、音の塊のカッコよさでしたが、曲が進むに連れ挙がる拳や歓声もどんどん勢いを増します…そりゃ盛り上がりますよ!
こんなにかっこいいんですもの!!
そのまま前半戦を締め括ったのは「TRAVELING GARGOYLE」…ってこれも久々ぁ!!
ひなっちさんもイントロから、もっと聞かせてぇ!!と言わんばかりに、手を耳に当て、豪快に身振り手振りで煽ると、客席からのレスポンスはみるみる力強く、羽ばたくための力をフルパワーで放出していきます…!
大胆不敵に、とっても無邪気にペニーレーンを飛び回るグルーヴで前半戦、完全勝利の大団円でした…!
ここで本編中では唯一のロングMCタイムへ。
シンペイさん
「本日は、ストレイテナー、The Ordinary Road Tourへようこそ。
今宵は、あなたに、極上の音楽体験をお届けします。」
まるで深夜ラジオの案内人のように、深みのあるいい声で挨拶するシンペイさん笑
ホリエさん
「…テーマパーク(の案内人)?」
シンペイさん
「じゃあみんなで、「ホーリエー」を呼んでみよう。せーの。」
(ひなっちさんも便乗して、客席一同で)
「ホーリエー!」
反応に困り、立ち尽くしてしまうホリエさん笑
先ほどまでのライブは、正直一度忘れてしまうほどの笑いに包まれた会場笑
この後もとりとめのない話題が続き、
・話の収拾に困ったひなっちさんがOJさんに話を託そうとすると、「難しいっ!」といって一旦断るOJさんでしたが、ひなっちさんとシンペイさんに「人前に立つ商売してるんだから〜。」「苦手そうなフリして〜。」と煽られ、「まあ確かにね。もう慣れっこですよ。」と突如強気になるOJさん。
・北海道に来るのは今年4回目で、最後の最後でこのホーム感が嬉しいホリエさん。
・48歳の誕生日が近いひなっちさん。
「なりたくないってさっき楽屋でも言ったでしょ!」と言っているのに、OJさんがハッピーバースデーの曲をギターで弾き始め、「止めろって言ってるだろ!」とキレるひなっちさん笑
そのまま強行するかと思いきや、ホリエさんに別の話題を差し込まれ、「やるなら最後までやって!笑」とツッコむひなっちさん笑笑
それでも話を続けた笑ホリエさん曰く、先日受けたTVのインタビューで、自分たちがアラフィフバンドであるがゆえの話の流れに持っていかれそうだったので、徹底的に老いに抗ったという話。俺たちまだまだやれます!
まだまだこのバンドがやれることは、ここまでのパワフルなライブを見れば明らかすぎること。
そのほか、過去のツアーで起きた空港での事件など、およそ10分くらいは続いたであろうMCですっかりリセット。
ホリエさん
「ここからはニューアルバムのバラードが続くので、じっくり聞いてください。」
中盤戦は「インビジブル」から。
平行な水面に、静かな波紋だけを起こし続けるようなOJさんの儚いギターリフやホリエさんの裏声に、動けそうで動かない…でも確かに疼く何かがここにあるような気持ちに、立ち尽くしながらも動き続ける心。
Aメロ部で、ピンクと青の照明が方々から消えたり付いたりする陰鬱な雰囲気の中、静かに鳴らされる「パレイドリア」。
原曲ではただただ静かに消えていくようなアウトロでしたが、ライブでは尺が伸び、OJさんによるアルペジオはより一層の悲壮感を称えたものになっていましたが…これが残酷なほどに綺麗…。
深淵に潜るような深い余韻から抜け出せなくなりそうな時間。
ギターを下ろしたホリエさんは、この日初めてキーボードに向き合います。
ホリエさんにスポットライトが当たる中、歌われ始めるのは「雨の明日」。
美しい旋律は変わらずですが、最小限の音数と滑らかで聞き心地の良い歌声に、潜っていた心がするすると地上に引き戻されていくようです…そして、気付けば恵みの雨に晒されて。
歌詞どおり、始まりも終わりもホリエさんへのスポットライトで終わり、まるで短編映画を見ているような時間…とても素敵でした。
少しの沈黙に余韻を味わう中、準備を整えると何やらシンペイさんが、「元気出すかー!」みたいなことを叫んで自分を鼓舞している様子。
そうして豪快なオープンハイハットから、ばちばちの照明とともに明滅するアルペジオの瞬きが止まらない「叫ぶ星」へ。
最初のAメロ終わりにホリエさんから軽快な「フォウっ!」が飛び出すと、更に勇ましさを増したOJさんのアルペジオに、叫びたくなる気持ちはどんどん加速していきます…!
ホリエさん
「行きますか〜「COME and GO」〜」
力の抜けたホリエさんの言葉に大歓声で迎えられた「COME and GO」。
ゆる〜く始まるも、大胆に楽しく、サビに向けて、普段の人生で押し殺した感情がみるみる融解して、目の前の壁を次々と飛び越えて、蹴り倒せるような力を得られるようで…!
間奏では、基本職人技に徹するOJさんも、自身の胸元で腕をフリフリ、客席に向かって手拍子を煽るような仕草を見せてとても楽しそうで、終盤戦に向け徐々に気持ちが昂っていきます…!
そんな抜群のタイミングで押し寄せるのは、テナー屈指のライブアンセム「シーグラス」で、客席からは歌い出しからハンドクラップの波が…!
たとえ季節外れであろうと、テナーが鳴らすたびに何度でも顕現する今年最後の海は、いつだって名残惜しくて寂しいけど、本当に美しい夕暮れがよく映える綺麗な音像だこと…!
曲終わりには思わず立ち上がり、グッと力強く腕を掲げたシンペイさんにますます歓声が!!
完全に最終盤モードに入ってきたことを肌で感じる中、ここでホリエさんはギターを下ろし鍵盤に向かいます…何の曲だろう…?
始まる同期音は、ミドルテンポの「Braver」。
「命の音」という名の力強い手拍子が鳴り響く会場。
その勇敢なグルーヴが指し示すこれからの旅路に向けた意志を、決意を、絶対に忘れたくなくて、私は胸にそっと手を当てて、心に刻み付けました。
ラスサビ前の「君がいるから」のフレーズに合わせて、片手を客席いっぱいに広げるホリエさん。
ロックンロールがあるから、テナーの音楽があるから、また明日に踏み出す勇気がしっかり顔を出して、一歩に繋がっていきます…必ず…!
その勇気を更に力強く鼓舞する豪雨や雷鳴が轟く勢いの「Skeletonize!」のイントロ。
サビでは、がなる寸前の拳が込められた声をマイクにぶつけるホリエさんに、脳内も心内も全身中の体温が急上昇…!
全てを曝け出してタイトルフレーズを一緒になって叫んだ瞬間のエネルギーは忘れません…!!
こうして蓄えたエネルギー…いやまだまだ蓄えるでしょエネルギー!!
この日何度目かの、久しぶりすぎて自然と嬉し涙が溢れた「From Noon Till Dawn」で、この夜が明けるまで、今は泣け!行け!いつだって人生の主役であるために、今はここで全部解放しろ!!自分!!!
ホリエさん
「今だったら言える 「札幌」は素晴らしい!!!」
ホリエさんの替え歌シャウトにますます歓声が上がる会場も、Cメロで歌詞に出てくるコバルトブルーとエメラルドグリーンに合わせて照明が変わる粋な演出も、全てが人生を、大好きな音楽を鼓舞してくれているような気がして、本当に楽しくて、力が沸き続けます…!
ここでホリエさんからの「後2曲!」宣言に名残惜しむ声が漏れる会場ですが、「明日も(旭川でライブ)あるから笑」とホリエさん。
寂しいけど、笑顔で別れと旅立ちを告げるような「羊の群れは丘を登る」の勇敢なグルーヴ。
昨年のライジングサン同様、最後のサビ、最後のフレーズは、原曲では裏声ですが、ライブでは思い切り声を張り上げていたホリエさん。
まだまだ俺たちは、俺たちの王道を切り開くという宣誓であると同時に、今日の私には、自分の人生も切り開いていけるぞ!心配すんな!と背中を押されているようにも勝手に聞こえていました。
いよいよ最後の曲。
ホリエさんがギターを抱えたまま鳴らし始めるのはシンセの音で、何の曲だろう?と思ったら…それは11月を締め括るに相応しい曲でした。
サビでは冷たい雨の中でも、最後まで力強いまま、至って美しく飛び交い続ける裏声とサウンド。
最後の最後まで、全てを出し尽くすようにシンペイさんが連打するライドシンバルの破壊力…!
清々しいほどやり切った余韻を残して去っていく4人でしたが、まだまだ…まだまだ足りません…!
力強いアンコールの手拍子に続き、このツアーの物販で売られているロンTに身を包んだ4人が再登場。
ホリエさん
「北海道で、最高の形で、「Skeletonize!」ができてよかった!」
ゴールデンカムイのドラマの主題歌でもある同曲が、北海道のライブで初披露されたこの日…私も忘れません!
この後、「もっともっと北海道に来てほしい!」「月一で!」などの声が客席から上がる中、「俺はもっと来てるけどね!」とテナーだけでなくその他色々な機会で北海道に来ているひなっちさんが、北海道の良さに想いを馳せます。
ひなっちさん
「北海道ほんといいよねぇ…ニセコ行ってぇ…羊蹄山とか行ってぇ…それから羊蹄山登ってぇ…………はっ!…今ライブ中だったぁ!危ねぇ…。」
ホリエさん
「お客さんの顔、見てなかったもんね笑
(ひなっちさんの様子を顔真似再現するホリエさん笑)
冬もいいけど…来年は夏も来たいよね!!」
「8月!」、「石狩!」との声が方々から飛び交う会場…私もお待ちしております!!!
ホリエさん
「ひとまず今は、明日もあるから。
明日も全然違うから!」
翌日の旭川公演も行く方がフロアにはたくさんいるようで、そんなホリエさんの不敵な宣言に上がる歓声もとても大きいものでした…!
ホリエさんがアコギを構える中、始まるアンコールは「月に読む手紙」から。
終盤にはそれぞれの立ち位置のまま、遠くからアイコンタクトを取りながら、軽快な演奏の掛け合いを見せて笑い合うひなっちさんとOJさん、その様子を見て微笑むホリエさんという、弦楽器隊幸せトライアングル構図が…!
ホリエさん
「愛してるよー!!」
曲終わり、不意にホリエさんが叫んだフレーズに狂乱の大歓声…!
愛してるですってぇ!!??
こちらもですよぉ!!!
Ilove STRAIGHTENER!!!!!! so much!!!!!!!
最高に多幸感で溢れる中、もうこれ以上の言葉は不要。
最後に鳴らされるのは、ニューアルバムのラスト、「Uncertain」。
このフレーズをライブハウスで、目の前で、耳で、身体で、心で共有できる瞬間をどれだけ心待ちにしたと思いますか…!?
このライブに相応しすぎるエンドロールであるとともに、これからのテナーのロックンロールが進む道の先はたとえ不確かでも、確実に進む方向を指し示している気しかしないほどには、4人が鳴らすグルーヴは晴れやかでした。
演奏が終わり、立ち上がってピースサインからの、投げキスをキメるシンペイさん!
ホリエさん
「ありがとうございました!」
最後には4人全員、ステージ前方で肩を組んでフィニッシュ。
すっかりやり切った清々しい表情の4人に、何度も「ありがとうございました!」と私自身も叫ばせていただきました。
いつまでも美しさを失わないメロディを、いつまでもたくましい演奏で突き進む…これぞストレイテナーの王道を突き進むライブ!
私のロックンロールの大王道を行く4人は、ホリエさんのMCのとおりまだまだ老いなんて感じさせません…!
その真っ直ぐなロックンロールにまだまだお供させてください!
今回は以上です。
最後まで読んでいただいたそこのあなた、本当にありがとうございました。