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良い面接官・悪い面接官・普通の面接官

企業内で、そこそこの立場の方なら
新入社員やアルバイトなどの
採用や面接をする機会も多いと思います。

僕もサラリーマン時代は、
よくやっておりました。

どうでしょう…

延べにすれば、
おそらく5000人以上は
採用のための面接を
行っているかもしれません。


いわゆる面接官側の立場は
経験がある方だと思いますが、

面接される側の立場としては、
約25年間、経験がありませんでした。


台湾で、今回晴れて無職となりましたので
アルバイトでもしてみようという事になり、

飲食業を中心に、
面接活動に励んでおります。

中国語が話せなくても、
ジェスチャー交えながら
厨房業務なら何とか出来るだろう。

一応、日本語と中国語の2種類の
履歴書を書き上げ、

いざ面接を受けに!


日本人オーナーだけじゃなく
台湾人がオーナーの店も
面接を受けました。
奥さんに通訳として
付き添ってもらいましたが…

結果云々よりも、
面接を受ける側の立場になった時、
面接官側の立場とは違って
見聞きする箇所が違うなぁと
つくづく感じました。

そんなところをシェアしていきます。

◆(シフトに)いつ入れる?いつから働ける?と聞くのは…

忙しいオペレーションの合間を縫って
面接するのだから、
要点を絞って、短時間で終わらせたい
気持ちはよく分かります。

でも、これを意の一番に聞かれると
かなり引いてしまいますね。

とりあえず答えますが、
既に、ここでは働きたくない
と思ってしまいます。


◆吐いた唾をのんじゃった?

ひとつの店で、こんな質問をしてみました。

「新しい店舗を出す計画があると仰ってましたが、
具体的にいつ頃、どの辺に出す計画ですか?」

まぁ、アルバイト申込者が
こんな質問するのも意外だったんでしょうが…

「この店のスタッフが育って、
私が現場を抜けられるようになってから
色々と探す予定です」

あれ?

それって…

計画じゃなくて、希望的観測。

空想ともいう…

まずはこの店を軌道に乗せようよ。

新しいお店はその後で。

そんで、計画って普通は、
逆算して計画するものじゃ…?


◆そのメモ、後で読んで分かりますか?

大体は、店舗内の客席のひとつを使って
面接を受けます。

僕と面接官の向き合う距離は
小さいと60㎝くらい
大きくても1.2mくらいです。

僕が受け答えした内容を
面接官は、ご自分のメモに記入しているんですが
バッチリ見えてしまいます。

空白のページに
僕の名前を書き、

会話の流れのまま、次に

通勤時間である「40分」だけを書き、
勤務可能な時間を曜日ごと書いていますが、
実際にノートに書かれていた文字は、

11~9✓
9~9

9~6(△)
9~3(X)
9~9
9~9(✕)

これで、分かるのかなぁ?

どうしてアルバイトなの?と聞かれて、
これまた、ノートに書いてましたが、

飲食
中国語

可能

という文字だけでした。

謎解きのようですが、僕は

「飲食業であれば、経験はあるので
すぐ慣れると思います。
中国語がほとんどできないので
厨房作業を希望します。
スタッフやお客さんと会話しながら言葉も
勉強したいというのが本音の部分です。
ですから、
お金の金額にはこだわりませんし、
希望を出した時間帯も変更できます」

と、言ったつもりなんですが…

きっと、この店長
人の話を聞いてるフリして
実は聞いてないんだろうな。


面接官は、応募者を選別しているようで、
実は逆に、
応募者に面接されているのかもしれませんね。

ありがとうございます。100円で、6本増やせます。 あ、増毛の話です。