「はじめての哲学的思考」 苫野一徳を読んで
前回の「正義の教室」に続く哲学系の新書。私の読書癖として、一つのジャンルにハマると立て続けに同ジャンルを読んでいくところがあり、今回もそうなりそうだ。
この本は「哲学的思考」という題名から分かるように、哲学の系譜や人物とそのエッセンスなど、哲学的思考へ導くために多少出ては来るが、それらをまとめた内容ではなく、哲学と宗教の違い、哲学と科学の違いから入り、哲学を使った思考方法、問題解決、ディベート方法などを具体的に分かりやすく書かれている。
分かりやすい哲学系の書籍として