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読書感想

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#読書感想

「人新世の「資本論」」斎藤幸平 を読んで

「マルクス」という文字を見ると食指が動いてしまう、今日この頃の読書偏向。 カール・マルクス…

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「武器としての資本論」 白井聡 を読んで

「資本論」を読んでもらいたい 現在の様々な矛盾は資本制が要因であるのは間違いない このま…

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「安保論争」 細谷雄一を読んで

2015年。安保関連法案による国会前の大規模なデモは記憶にある。当時はさして政治に興味がなか…

「社会学の名著30」 竹内洋 を読んで

多岐にわたるテーマを包含する社会学から、特徴的な著作が紹介されているが、しかし、入門書と…

カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家 (ちくま新書)佐々木隆治(著)…

マルクスの著作は「共産党宣言」と「資本論」の四巻途中まで読んだことがある。数式が羅列され…

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「ミシェル・フーコー――近代を裏から読む 重田園江」を読んで

フーコーは以前に一冊だけ読んだことがある。ちくま学芸文庫の「フーコーコレクション」の中の…

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「はじめての哲学的思考」 苫野一徳を読んで

前回の「正義の教室」に続く哲学系の新書。私の読書癖として、一つのジャンルにハマると立て続けに同ジャンルを読んでいくところがあり、今回もそうなりそうだ。  この本は「哲学的思考」という題名から分かるように、哲学の系譜や人物とそのエッセンスなど、哲学的思考へ導くために多少出ては来るが、それらをまとめた内容ではなく、哲学と宗教の違い、哲学と科学の違いから入り、哲学を使った思考方法、問題解決、ディベート方法などを具体的に分かりやすく書かれている。  分かりやすい哲学系の書籍として

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫)』(若林 正恭 著)を読んで

 若林君(童顔なので、君の方が合うと思う)は、まだ僕がNFL、アメリカのプロアメリカンフッ…

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「正義の教室」を読んで

ライトノベルな文体で、ヘビーな内容を分かりやすく書いている良書。 男子高校生、正義(まさ…

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「死の海を泳いで」を読んで

スーザン・ソンタグの最期の日々 デイヴィッド・リーフ  スーザン・ソンタグ(享年71歳)をあ…

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「新しい道徳」 北野 武を読んだよ

北野武の著作は昔読んだ覚えがあるけど、忘れてしまった😅 ほとんどテレビを観ないけど、たま…

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