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面接官の印象って大事ですよね

先日ですが、機会があり他社の面接を体験してみました。もちろん素晴らしいご対応をされる会社もあるのですが、「え、そんな感じ?」みたいな会社も正直まだまだあるなという印象も持ちました。
悪い噂も迅速に広がりブランドイメージを損ねる事も考えると、好かれる面接官の方が会社に対しても良い印象を持つなぁと思っています。


面接で何を判断されているのだろう


大体以下3つのカテゴリに分類されるのかなと思います。

①どんな人か?
・候補者の人柄や、価値観を知る。
→会社のミッションやビジョン、行動基準などに当てはめながら確かめていきます。

②何がしたい人か?

・就職や転職の目的意識、意欲などを知る。
→どうして転職をしようと思っているのかなどを確かめていきます。

③活躍できそうな人か?

・候補者の強みや能力、経験や実績などを知る。
→新卒者であれば学生時代の経験、転職者であれば過去の実績などから確かめます。

聞いてもあまり意味がなさそうな質問

また、割と聞いてしまいがちな質問ですが、あまり意味無いなと思った質問がこちら。

・将来どのような社会人になりたいですか?
・10年後はどうなっていたいですか?

「未来」に関する事や「抽象度の高い」質問は、口が上手い人であればなんとでも言えるなと思います。

聞いてはいけない質問

当たり前ですが人権の侵害や就職差別につながる事項について聞くことはNGです。でも案外聞いてしまう面接官の方もいるんだなという印象でした。
特に悪気は無いんだろうけど、聞いてしまう「容姿」は要注意です。

①本人の本籍地、出生地などに関する質問
 ・本籍地はどこですか?
 ・お父さんやお母さんの出身地はどこですか?
 ・生まれてからずっと今の住所に住んでいるのですか?
②家族の職業や勤務先、収入などに関する質問

 ・家業は何ですか?
 ・ご家族はどちらの会社に勤めてますか?
③家族の資産状況などに関する質問

 ・ご両親は共働きですか?
 ・学費はだれが出したのですか?
④思想、信条、宗教、支持政党、尊敬する人物、愛読書に関する質問
 ・尊敬する人物は?
⑤本人の容姿、スタイル、服装に関する質問

 ・スタイルいいですね。など
⑥男女雇用機会均等法に抵触する質問

 ・結婚、出産しても働けますか?
 ・結婚の予定はありますか?

面接官としての大事な姿勢

エージェントからのフィードバックでもネガティブな意見は出にくいですし、一部求人メディアなどでも注目企業としてアピールされることもあります。

①「将来の候補者にもなりうる」ので丁寧に
現時点で不合格だとしても、数年後には状況が変わるかもしれません。
その時にまた受けてもらえるように自社のファンになってもらえるような
対応を心掛けています。

②「対等な関係」なので偉そう感を出さない
見極めてやるぞ!感を出しすぎない。威圧感を与えてもイメージ低下になるだけです。深く話を引きだし理解する事が大切ですよね。

③「組織の代表」だぞという自覚

面接官の態度や人柄、姿勢が会社を象徴することになります。横柄な人だと、候補者はそういう会社なんだろうなと判断してしまうので、組織の代表であることを忘れずに対応をする。

以上、当たり前の事ではありますが、しばらく人事として面接をしてると忘れてしまうよね。ということを自戒を込めて言語化しました。

これから面接を始める方のご参考になりましたら幸いです。


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