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400のプロジェクトを同時に進めて成果を出せる一流デザイナーの仕事術【ビジネス本】

こんにちは。MASANORIです。突然ですが、僕はデザインが好きで小学校の頃の愛読書は『世界のサインとマーク』でした(笑)

その影響もあり、中学生の頃の夢は「建築士」や「デザイナー」です。しかし、建築士は数学が出来ないといけないことを知って止めました(笑)

さて、今回読んだ本は『佐藤オオキのスピード仕事術』 皆さんはこの方を知っているでしょうか。この方は大学の卒業旅行でイタリアで開かれる国際的な家具やデザインの展覧会「ミラノサローネ」へ行き、影響を受けてデザイナーになった方です。
僕はこの人の仕事術に共感したのでこの本を紹介します。画像は全て僕が持っている佐藤オオキさんの本です。

画像の右側の本を今回皆さんに紹介します。
この本は佐藤オオキさんのビジネスに対する考え方や仕事の仕方を紹介したものです。この本で学んだことはこの3つ。

1.あえて無理のある目標をたてる

2.仕事に関係ないことにも挑戦する。

3.「10年後にやりたい仕事」は今すぐやる。

1.あえて無理のある目標を立てる。

佐藤さんは、ある仕事が3週間後に納期ならば「1週間で仕上げる」という目標を立てるようにしているそうです。なぜなら、目標を立てることで「1週間で仕上げるにはどうしたらいいのか」を考えて行動するからです。もし、1週間で仕上げることが出来なくても2週間あれば余裕をもって仕上げることが出来ます。

また、こういう風な「かなり無理のある目標」に設定することが重要だそうです。理由は、そのような目標をもって仕事をしているとそれまで重いと感じていた負荷も、あまり重くなくなると感じるからだそうです。

僕はこの部分を読んで「確かに、そうすれば多くのプロジェクトを進めることが出来るな。」とか「多くの仕事をこなせる能力があれば自分を評価してくれるな。」と思いました。

このように、スピードを重視した仕事を多くこなせば、緊急で「3日間でどうにかしなければならないこと」が起こったとしても慌てずに、落ち着いてミスなく処理することが出来ます。また決断力も上がるのではないかと思いました。

スピードには素早い決断力が必要です。決断力を鍛えるためにも常に仕事や課題にはスピードを意識してみたいと思いました。

2.仕事に関係ないことにも全力で挑戦する

佐藤さんはデザイン以外の仕事も声がかかればとりあえずやってみることにしているそうです。その理由は、もしかしたら何かのアイデアにつながる可能性もあるし、デザインの仕事だけでは得られない出会いが生まれ、まったく新しい仕事に結びつくかもしれないからだそうです。

新しいことに挑戦すれば何かしら勉強になることは間違いありません。また挑戦するからには中途半端にやるのではなく、全力でやることも重要だと仰っています。全力で挑戦すれば、目に見える成果がなかったとしても「何か」を得ることが出来るからだそうです。そうした経験が多くのチャンスを生み、自分の会社を成長させてきたと仰っています。

僕は人よりも好奇心があり、新しいことには全力でやってみたいという考えなのでこのことは理解しやすいし、自分のやり方も間違っていなかったんだと再確認できました。

3.「10年後にやりたい仕事」は今すぐやる

佐藤さんは若手のデザイナーに「10年後にやりたい仕事」は今すぐやった方がいいとアドバイスしているそうです。

高い志を持つ若手のデザイナーも「とりあえず目の前にある仕事をしっかりやって、いつか夢を叶えたい」と言って、コツコツやることを重要視します。そうするとつくられていく商品も独創的なものではなく、大衆向けの「そこそこなデザイン」に落ち着いてしまいます。そして、周りからは「無難なデザインをする人」という評価がつけられて、10年後に特別な仕事をやらせてくれるクライアントが現れる可能性は非常に低くなってしまいます。

「自分が携わった仕事は、自分の未来を左右する。だからこそ、意地でもやりたいものがあるなら時間やお金をかけても、やるべきだ。」と仰っています。

佐藤さんは2002年に「どうやったらミラノサローネに出展できるか」を仲間たちと考え、2003年に、ミラノサローネに出展しました。
当時の佐藤さんの会社は仕事の実績はほとんど無かったのですが、自分が「面白そう」ということをずっとやってきたから出来た機会だと仰っています。

目標が明確にあり、実現のための道筋を最短距離を考えて実行すれば目標に達することが出来ます。そういった意識を持って仕事に取り組まなければ、いつまで経っても目標は目標のままです。

まとめ

この方の仕事において大切にしていることの一部は理解頂けたかと思います。皆さんも、目の前の仕事の期限を早めに設定し、こなして、自分がやりたいと思うことをすぐやるということを実践してみてはいかがでしょうか。

最近では芸能人だけでなく、中学生もやりたいことをやってお金を稼いでいます。
一度、その仕事の職に就いたら定年までやるという社会は終わりを告げようとしてるのかもしれません。人生は一度きりです。これからはやりたいことをやって生きていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は古典の紹介です。

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