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「剣弁高芯咲きのバラ」 〜佐藤ローズ、新たな世界へのチャレンジ〜

折り紙人生がバラ色(文字通り)のまさにぃでございます。

先日ついに、買ってしまいました。
佐藤直幹さんの2冊目の著書「美しいバラの折り紙」を。

そして、早速チャレンジしたのがこちら。
「剣弁高芯咲きのバラ(Pointed petaled rose)」。
通称「剣咲き」です。

その名の通り、剣のように尖った花びらと、上向きに引き締まった中心が特徴のバラです。

使ったのは、ヴィヴァルディの「VIOLET(バイオレット)」。

黒い背景にしたら、思いがけずハロウィンテイストになりました。

本命の「赤系」は、またの機会ということで。

鋭角の花びらといえば、1冊目の「ニューモダンローズ」もありましたね。
https://note.mu/masanii_origami/n/n8701198ffe66

斜め上に伸びているNMローズと比べて、伏し目がちな「剣咲き」。

まるで、「十二単(じゅうにひとえ)のようです。

さて。
チャレンジ一発目にして、どうにか完成まで漕ぎ着けたものの、疑問や課題がたくさん浮かんできました。

🍀今日のトピック🍀
❶1列目のモヤモヤ
❷上になるのは、どっち?
❸タント紙でさらなる深淵へ

♦︎♦︎♦︎

❶1列目のモヤモヤ
まずテキスト通りにできなかったのが、工程59〜61。
一番外側の花びらを、後ろにしまい込むシーンです。

本来なら、ここで紙が浮かないようにロックさせるのでしょう。
しかし、幅が足りず、ヒダの中に紙が入りませんでした。
かといって、これ以上深く折ると、花びらが細くなりすぎてしまいます。
どこかの工程で、紙がズレたのでしょうか?

次の工程63〜65でかぶせるように折るため、このまま進めても形崩れしないのですが…

結局最後まで解決できず、次回への課題となりました。

❷上になるのは、どっち?
細かいところではあるのですが、仕上げの段階でも疑問が残りました。
花びらの配置についてです。

1列目(一番外側)と2列目は、内側・外側をスイッチすることができます。

1列目を外側にすると、2列目がロックされて浮かなくなります。
内側にすると、2列目が浮き、1列目がスリムになります。

テキストや皆さんの投稿を見ると、おそらく後者(2列目を浮かせる)が正解かな…と思うのですが、たいてい斜め上からのショットなので、確証は得られず。

私の作りが甘い可能性もあるので、2個目を作るときに再検証してみようと思います。

❸タント紙でさらなる深淵へ
「剣弁高芯咲きのバラ」の推奨サイズは35cm。

今回はいつもの「ヴィヴァルディ25cm」で作ったのですが、コロンと小さめに仕上がりました。

他のバラより尖っているぶん、折り込みが多いからでしょうか。

また、このバラに使うガクは17.5cm。
35cmを1/2カットすればいいのですが、いつもの15cmでは足りません。

と、いうことで。
買ってしまいました。
35cmのタント紙、4色。どーん!

赤と緑だけのつもりが、青と黄色まで買ってしまいました。
全部で2640円。地味に高い…

こうして、さらなる「佐藤ローズ沼」の深淵へ足を進めるのでした。

ちなみに、夏以降に買った他のテキストは、全部ほったらかし。
ごめんよ、いつか(気が向いたら)、ちゃんと作ってあげるから…

♦︎♦︎♦︎

というわけで、「美しいバラの折り紙」のデビュー作は、「剣弁高芯咲きのバラ」でございました。

同書の目玉作品「ロゼット咲きのオールドローズ」も早く折ってみたいところですが…

今回のチャレンジで課題がたくさん見つかったので、もう少し「剣咲き」を練習しようかと思います。

なお、以前までの作品は、すべて佐藤さんの1冊目の著書「一枚の紙から作るバラの折り紙」のものです。
これから佐藤ローズに挑戦してみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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