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松原みき「真夜中のドア」

1979年11月にリリースされた松原みき「真夜中のドア」が2020年秋からサブスクリプションで世界的にヒットしていると知って驚いた自分(自分的にはよく覚えてる楽曲なんだけどランキングはオリコン最高位28位、ザ・ベストテン最高位45位と当時はそれほどでもなかったのが意外!)。あの頃リアルタイムで聴いていた自分はいままでも時折りYouTubeで密かに聴いていたので、今更ながらに再ヒットすると一人で大切に愉しんでいた物を暴かれたような気持ち。でもやっぱりYouTubeで色んな人のカ

    • 波照間島幻想

      古東哲明さんの「瞬間を生きる哲学」(筑摩書房)という本の冒頭で紹介されてるエピソードがおもしろい。以下全文引用です。しかも写真も波照間島公式ホームページからのパクリ。 (南の国へ旅したことのある人間は誰でも感じることなのかもしれない) なにもかもいやになり、八重山諸島をさまよっていたことがある。沖縄がまだ日本のなかの異国だったころ。反戦活動に疲れはて、パインやサトウキビ工場で働いては、あてもなく、南海の島々をプラプラ渡り歩いていた。 そんなある日の午後。日本最南端の波照間島

      • 政務調査会ってなんだ

        自民党総裁に菅さんが就任し、党三役人事の総務会長や政務調査会長というニュースを見たら、昭和の時代に霞ヶ関の文書課で勤務していた頃のことを思い出しました。 文書課では法令班の末端に座り、法律案が国会に提出されるまでの流れを目の当たりにしていたのです。 法律案はまず省内の原課(個々の政策に関わる担当課)でその原案が作られ、大臣官房(会社でいうなら総務部みたいな所)の法規担当課(省庁によって総務課とか文書課とか呼ばれる)へ持ち込まれます。 原課の法律案は官房の法規担当課での省内

        • 木屋町四条下ル ジャムハウス

          学生してた頃、木屋町四条をちょっと下がった(あ!南下ね)ところにジャムハウスというロック喫茶がありました。 幾度となく通うことになる喫茶店でしたが、そのきっかけは、京産大のマチダ先輩、同志社のシュウジ、立命のおいら3人で飲んだ帰り道、何気にマチダ先輩が言った「面白いところがあるから行こか」の一言でした。 木屋町通に面した狭い階段を上がると2階は広くもない喫茶店。 固い木の机と椅子で揃えた茶色の空間でした。 おもむろにマチダ先輩がリクエストしたのは ボズ・スキャッグスの「ローン

        松原みき「真夜中のドア」

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        • まさまさ日記
          5本

        記事

          赴任期間というもの

          会社、役所の人事異動の大半は4月期だろうけど、うちの役所の場合、転勤を伴う場合の異動には赴任期間というのがあって新しい職場に着任するまでの猶予期間が与えられることになってる。(きっと民間もそうなんだろうけどね)引越しのない場合でも5日間、独身で引越す(又は単身赴任)場合は8日間、家族帯同で引越す場合は11日間。新しい職場に一旦顔を出しても「着任しました!」と自分でコールしない限りは顔出しした翌日以降も赴任期間が満了するまでは出勤する義務はない(それをいいことにちゃっかりプチ旅

          赴任期間というもの

          京都で地下鉄工事をやってた頃の思い出

          役所に入ってそろそろ仕事にも慣れ始めた頃の土曜(それほどまだ本格的には暑くなかったので、きっと初夏だったんだろう)、半ドンの仕事が終わってから年下の同期(そいつも京都から大阪の職場へ通っていた)と夕方5時過ぎから三条、四条辺りで飲み始め、店を何軒もハシゴして0時頃にたどり着いた店で隣同士に座ったオッチャンと意気投合してオッチャンが行きつけだという祇園の店へ更に飲みに行くことになった。(当時はオッチャンだと思っていたけど今から思うとまだ三十代後半ぐらいの男性だったのかも知んない

          京都で地下鉄工事をやってた頃の思い出