「よくがんばりました。」(喜多川泰)
この本は、春に犬山城の城下町で、犬山まつりの展示館へ行った後にたまたま本屋で見つけてジャケ買いしました。
この本の舞台となった愛媛県西条市のお祭りも伝統がありますが、犬山まつりも伝統があり、同じような山車(やま)の展示を見てきました。
あらすじ
主人公は、何十年も前に縁を切った父親の訃報を受け、地元に帰省します。
帰省したのは、ちょうど年に一回のお祭りの時期。
昔を懐かしみながらも、もう昔の自分はいないと思います。
そして、あまり良い思い出がない父。
その父の面影を見つけて、父の想いを知る。
感想
喜多川さんの作品は、幾つも読みました。
私が読書にハマったきっかけは「手紙屋」と「書斎の鍵」です。
この2冊が私の人生を変えてくれました。
「よくがんまりました。」は、他の自己啓発要素が強い本とは少し違いました。
私は、読んだ後に、じんわりと切なくなりました。
そして、親を大切にしようと思いました。
言葉にしていれば、想いを伝えていれば、また違った人生になったんだろうなと思います。
それが、良い人生だったかは分かりませんが、自分の人生を生きる強さを持っているのは自分だけ。
色々考えさせらえれる本でした。
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
ご覧いただきありがとうございます。
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素敵な本に出会えますように。
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