“海の豊かさ”と“つかう責任”
SDGsの中にある12番と14番を気にかけるのならば、積極的にMSC認証ならびにASC認証を得た水産加工品や鮮魚を買うことすすめます。
イオン系のスーパーやセブンイレブンをはじめ、西友などではすでに売られていますし、マクドナルドのフィレオフィッシュにもその認証を受けた素材が使われています。
MSC認証は天然魚に対してですが、養殖業にはASC認証というのが与えられます。
MSC、ASCにしても持続可能な漁業の末に獲られた魚であります。つまりこの認証を受けた商品を売っている企業は海洋環境に対して配慮が出来ている事業者であることの証明であります。
今後地球上の海から食べられる魚がいなくなるとか、魚よりプラスチックゴミの量の方が上回ると言われています。
そんな水産資源を、海を守るために「つかう責任」つまり「選ぶ責任」というのもあります。
ただ問題もあり、MSC認証、ASC認証を受けた商品を仕入れるにはサプライチェーンがMSC、ASCの商品との混在を避けるためにCoC認証を受ける必要があります。よってハードルが上がり取り扱っているスーパーも少なくなります。
ちなみに6/17(土)のテレビ朝日「食彩の王国」では、私も取材させてもらった気仙沼の遠洋漁業会社「臼福本店株式会社」が取り上げられます。
この会社は日本で唯一タイセイヨウクロマグロ漁獲のためにMSC認証をとった企業になります。
自分で取材した臼福本店株式会社については後日、ここに掲載していきます。
SDGsの12番と14番を考えるために、こう言うものがもっと市場に出回ることに期待したいですね。
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