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なぜセラピストの私が栄養学を取り入れているのか?

今日はセラピストであり美容師でもある私がなぜ施術だけではなくて、栄養学を学び続け美容の仕事に取り入れているのか?お話してみようと思います。

インナービューティとの出会い

約5年前。
まだ独立前で前職場(美容室)に在籍している時、あるインナービューティのメーカーさんが営業にみえて私がお話を聞くことになったんです。

普通、営業の方ってその会社の商品とかシステムをプレゼンしてきますよね?

この時もそんな感じだろうと、心にうっすら一枚の壁をつくりながらお話を聞き始めました(笑)

ところが、その営業さん
商品の話は一切せず、健康に関しての日本の現状、会社の大義、なぜ美容室にインナービューティが必要なのか?
そんなことを熱く語るんです。

それですっかりお話に引き込まれてしまい、いつの間にか心に挟んでいた壁もなくなっていました。

健康寿命とは?

平均寿命と健康寿命があることはご存知ですか?

平均寿命というのは、0歳時点での「平均余命」のことで簡単に言えば生まれてから死ぬまで期間のことです。
日本は長寿国ですよね。

一方、健康寿命というのは日常生活に制限なく健康的に自立した生活を送ることのできる期間のことを言います。
なので、病気になってしまい通院や介護が必要になってしまうとそこで健康寿命は終わってしまうんです。

下の表をご覧ください。
こちらは厚生労働省のホームページに掲載されている資料です。平成22年のデータなので少し古いですが、現在でもあまり変わりありません。

厚生労働省のホームページに掲載されています。

平均寿命と健康寿命の差が、男性は9.13年、女性はなんと! 12.68年。
これがどういうことかと言うと、男女ともに約10年前後、病気で日常生活に制限のある生活をしているということです。

医療の発達で寿命は伸びたかもしれませんが、10年も病気でいろいろ制限されながら生きていかなきゃいけないなんて…

こういう現状があって、そのインナービューティのメーカーさんの会社の大義は「人類の健康寿命の延伸」なんだと営業さんが語ってくれました。

このお話を聞いて、ふと祖父母のことを思い出したんです。

私の祖父母は4人とも病気で亡くなりました。
父方の祖父なんて、父がまだ幼い頃に亡くなったので私は会ったこともありません。
他の3人も何年も病気で入退院を繰り返しながら生活して、最期は病院で亡くなりました。

何年も何年もお薬たくさん飲んで、通院したり時には入院したり、好きな事も制限されて楽しみも少なくなって…
そんな姿をそばで見ていたことを思い出しました。

今までそれが年を取れば当たり前なんだと思っていたけど、当たり前ではないのかも。私はピンピンころりって死にたいな、と思うようになりました。

これを読んでくださってるあなたはどう感じますか?

私は何のために美容の仕事をしているのか?

改めて考えてみたんですよね。
そしたら、昔から変わらない想いがはっきりしました。

エステサロンで働いている時も美容室で働いている時も
お客様はいろんな目的があってご来店されます。
お肌をキレイにしたい!髪をキレイにしたい!リラックスしたい!などなど…

それで例えば、肌荒れが気になるからなんとかしたい というご要望をお伺いしたら、ついつい「普段取りきれない汚れをしっかり落として、肌荒れにはこういう美容液を導入すると良いですよ」とか「こういうパックすると良いですよ」なんて対処療法的なご提案をしがち。

でも、そのお客様はなんで肌荒れをキレイにしたいのか?まで共有できるとご提案できることが変わってくるんですよね。

お肌をキレイにしてもっとメイクやオシャレを楽しみたいと思っていらっしゃるかもしれないし、もしかしたら結婚式などのイベントがあってそのためにキレイになりたいのかもしれない。
これこそ、そのお客様の本当の目的やご要望なんです。

お客様の本当の目的や理想を叶えるためにお手伝いがしたいと思ってずっと美容の仕事をしていました。

そして、インナービューティのメーカーさんとの出会いがあってからは「私に関わる人にはいつまでも元気で楽しくイキイキと自分の人生を生きていてほしい」という想いが強くなって、今はそのために仕事をしています。

いつまでも楽しく生きていくために

不調の放置は病気につながる

肌荒れをなんとかしたいというお客様がなぜ肌荒れしているのか?
その原因が便秘だったとします。

日本女性の死因第1位をご存知ですか?

それは「大腸がん」
主な原因は便秘です。

たかが便秘、なんて思って放っておくと大変なことになるかもしれません。
もし病気になってしまったら、何とかできるのはお医者様しかいません。私にできることは本当に本当に少なくなってしまいます。

でも逆に、便秘を解消することができれば病気のリスクは大幅に減らせるし、お肌の状態も良くなるでしょう。

不調の状態なら私にもお手伝いできることがたくさんあるんです。
これが私が栄養学を学び続けて美容の仕事に取り入れている理由です。

いつまでも楽しく生きていくには健康は欠かせないもので、美容は人生を彩るものだと思っています。

共感してくださる方のために、今日もお仕事をがんばります(^ ^)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

自己紹介の記事も書いたので、良かったらそちらもぜひご覧ください♪



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