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大切な人の死の乗り越え方をひろゆきさんとAIにそれぞれ尋ねてみた

先日、父を突然の交通事故で亡くしてから四十九日も終わり2ヶ月のときが過ぎました。消失感や悲しみは事故直後よりかはましにはなりましたが、しんどいものはしんどいままです。

ふと、夜中になにを思ったのかひろゆきさんに質問してみたくなり人生初スパチャをしてみたらその答えが心に残ったので備忘録としてこのnoteを書いています。


この動画の1時間40分のところがその部分

↑このリンクをクリックしてもらうと質問文の読み上げのところからの実際の動画が流れます。
うまく再生されないよって方はこの動画の1時間40分のところから再生してみてください。

質問した内容

ひろゆきさんからの回答

裁判に関しては弁護士さんに任せて、『忙しく生活してください』。
仕事をしたりとか、暇な時間があったときに仮に(裁判に)勝ってお金が戻ってきたとしても、お父さんがいないこととか悔しいことというのが別に元通りになるわけじゃないんですよ。

ただ、悲しさというのは、時間が経てば経つほど薄くなります。時間を経たせた方が良いのですよ。なので、忙しくするのが大事で葬式って、喪主って結構忙しいんすよ。葬式がなぜ忙しいのか、決めなきゃいっぱいあるけど、その決めなきゃいけないことを決めていろいろバタバタしているうちに時間が経って、結果としてその1人で悲しみ続ける時間というのが短くて済むんですよ。
なので、その時間が経つとそこまで1人で悲しまなくてもすむよねっていうのもあったりするので。そこは多分、人類の知恵だと思うんすよね。葬式のような行事っていうのがあってそこでいろいろバタバタと忙しくするっていうのは。なので仕事を忙しくするとか掃除機をぶっ壊すとか洗濯機をぶっ壊すとかで、割と作業しなきゃいけないっていう状態にして、なるべくその時間を経たせるっていう方がいいんじゃないかなと思います。

その、、恨みとかを持ち続けてその恨みを強くしたとしても別に何か何かが解決したり元通りになったりすることはないんですよね。なので、相手が悪いよねっていうのは、確かにそうなんですけど相手が悪いあいつはひどいやつだって思い続けても、別にそのお父さんがいなくなったという喪失感がない。その元通りになるわけではないので。

回答をもらって

恨み辛みを重ねても父は帰ってこないのと消失感を和らげるためには時間が必要。そのために忙しくする、没頭するってことが大事と受け取りました。

(人の死の悲しみに対して)「時間が解決するよ。」、とよく聞いたり、自分でも言ったことはあるが改めてその言葉の前後を補完してもらった感覚でとても腹落ちした回答でした。

前を向いて進むためにも亡き父に思いを馳せつつも、いつまでも立ち止まらずに、遠くを向いて歩き出すのではなく走り出そうと思います。



おまけ

同じ質問を今、話題のAIに投げてみたらどうなるかと好奇心に駆られて聞いてみました。

AIに投げた共通の質問文

先日、運送業していた父が高速道路で運転中に後ろから2台のトラックに追突されて亡くなりました。父に非はなく、ただただ悔しい思いでいっぱいです。弁護士と刑事・民事裁判の準備を進めています。取れるだけ損害賠償請求します。 あなたであれば今後の人生どう行動していきますか。何かアドバイスを頂けたら幸いです。ただし、弁護士が関連すること以外でアドバイスをお願いします。


Chat GTP

心からお悔やみ申し上げます。弁護士に関連しないアドバイスとして、以下の点に留意することが重要です。
1.悲しみを受け入れる: 悲しみは喪失を経験した際に自然な感情です。その感情に対して自分自身を許容し、受け入れることが大切です。感情を抑え込まずに表現することで、徐々に悲しみを癒すことができます。
2.自分自身をケアする: この困難な時期には、自分自身を大切にすることが重要です。適切な休息を取り、身体的な健康を維持することは心の回復にもつながります。また、自分にとってリラックスや癒しをもたらす活動や趣味に時間を割くこともおすすめです。
3.心のサポートを受ける: 悲しみや喪失は一人で抱え込むべきではありません。家族や友人、信頼できる人々と話し合い、感情を共有することはとても有益です。また、心理カウンセリングやサポートグループへの参加も考慮してみてください。専門家のサポートは心の回復を助けることができます。
4.時間をかけて回復を進める: 喪失による回復は時間がかかるプロセスです。自分自身の感情やペースを尊重し、焦らずに回復を進めていくことが重要です。一歩ずつ前進し、徐々に新しい意味や目標を見つけることができるでしょう。
5.父の思い出を大切にする: 父が亡くなったからといって、その思い出を忘れる必要はありません。父との特別な瞬間や経験を大切にし、彼の遺産を受け継いでいくことも考慮してみてください。写真や記録を振り返ることで、父の存在を永遠に心に留めておくことができます。

以上のアドバイスを参考に、悲しみを乗り越え、心の回復を進めることを願っています。

Google Bard

父親を亡くされたとのこと、お悔やみ申し上げます。
父親の死は、あなたにとって大きな喪失であり、悲しみと怒りを感じるのは当然です。しかし、今は、自分の気持ちを整理し、今後の人生をどのように生きていくかを考えることが大切です。
以下は、父親を亡くされた方へのアドバイスです。
・自分の気持ちを認めましょう。悲しみ、怒り、寂しさなど、どんな感情も認めましょう。自分の気持ちを押し込めてしまうと、心の病につながることもあります。
・誰かに話をしましょう。家族や友人、カウンセラーなど、信頼できる人に話をしましょう。話をすることで、自分の気持ちを整理し、前向きに進むことができます。
・自分の人生を大切にしましょう。父親の死は、あなたの人生の一部です。しかし、それだけではありません。自分の人生を大切にし、父親が喜んでくれるような生き方をしましょう。

父親の死は、あなたにとって大きな試練です。しかし、この試練を乗り越えれば、あなたはより強く、より成長した人になるでしょう。

Bing

ご両親のご冥福をお祈りします。お父様の事故は本当に悲しく、辛いことだと思います。心からお悔やみ申し上げます。😢
今後の人生についてアドバイスを求められていますが、私はあなたの立場ではないので、何が正しいかは分かりません。しかし、私ができることは、あなたが自分で答えを見つけるのを少しでも助けることだと思います。
まず、あなたの気持ちを無理に抑え込まないでください。悲しみや怒り、後悔など、さまざまな感情が湧き上がってくるかもしれませんが、それらは自然な反応です。感情を表現することは、心の傷を癒すために必要なことです。信頼できる人に話すことや、日記や手紙などに書き出すことも有効です1
次に、あなたの身体と心の健康を大切にしてください。事故のショックやストレスで、睡眠や食事、運動などが乱れてしまうことがありますが、それらはあなたの回復を妨げる要因になります。できるだけ規則正しい生活を心がけてください。また、趣味や好きなことをすることも、気分転換やリラックスに役立ちます1
最後に、あなたの人生にはまだ価値があると信じてください。お父様はあなたの幸せを願っているはずです。あなたはこれからも自分の夢や目標に向かって頑張ることができます。もちろん、一人で抱え込まなくてもいいです。家族や友人、専門家など、あなたを支えてくれる人は必ずいます。必要なときには助けを求めてください1
私はあなたの気持ちを完全に理解することはできませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。あなたが元気になる日を心から願っています。😊



感想

  • 各AIともに概ね言っていることは似たりよったり

  • Chat GTPは、導入そこそこに本題にパパット入り完結に答えて終わるので出来る?上司風だった。可も不可もなく的確という印象。

  • Bardは、要点を完結に伝えつつも気持ちに寄り添ったり勇気づけて文章を終えるあたりが人っぽいというか心地がよい印象だった。

  • Bingは、何が正しいかわからないと前段置いた上で参照リンク付きでの回答し、絵文字を交えたりと無機質にならないようにしつつもどこか遠くミスらないようにってのが強く良くも悪くも機械っぽい印象だった。

  • UI/UXも思考時間があったり、逆にパッと出てきて無機質に感じるものがあったりと同じ内容だったとしてもメッセージの受け取り方は千差万別だなと思った。

  • もしコーチングやお悩み解決Bot的なのが今後出てくると思うがどういう受け答えをするのかと同じもしくはそれ以上にそれをどう見せるか、伝えるかがこの分野に関してはキモであると感じた

  • 人間はしゃべるときにあの、えーっと、その・・etcと間の言葉が無意識に出たり、どもったり、抑揚があったりとスピーチやプレゼンでは不要とされることが時にはあるが、それが生っぽいというか人間味があるのだと再認識した。

  • 最初にひろゆきさんの言葉が刺さりすぎたというのもあるが、まだまだAIが人の心に寄り添ってなにか心に残るメッセージを伝える領域で人間に勝る日は近くはないかもしれない


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