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お弁当と42歳の男 9日目

「父親の老い」

これは息子からすると結構辛いものですね。現役時代、強い父であればある程。以前、親の背中が丸くなったのを感じると親の老化を認識すると聞いたことがありますが、正しく今がその時です。

父親は一般的な男尊女卑の考えがある人で、母親に色々なことをやらせていました。母親は仕事が好きだったので、僕が物心がついた時にはすでに職場復帰していたほど。また、父親が育児にほとんど参加しなかったこともあり、仕事と育児を両立するため、自分が発起人となり、学童保育を作ってしまう人でした。

そんな風に悪戦苦闘する母親を横目に、父親は自分のペースで生活をしていたようです。

そんな父親が、持病をきっかけに本当に弱々しくなりました。僕たちに子供たちの前では強がっていますが。

以前のような強い父親が、良いのかどうかわかりません。母親からすると少しは丸くなってくれた方がいいのかもしれませんが、子供からすると以前のような父親でいてほしいと思ってしまう今日この頃です。


今日は夜勤明けだったので作れませんでした。
そのため夕飯を載せます。

白菜でかさ増ししたハンバーグ、十五穀米、もやしのナムル、白菜のレモン風味。
最近十五穀米にハマっています。

ちなみに父親がお弁当を作ってくれることはありませんでした。

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