見出し画像

人生には限りがあるから、生きたいように生きると決めて会社を退職した話



こんにちは。まさみです。

先月末で働いていたコールセンターを
退職し、フリーランスのライフコーチとして
独立しました。


私には2歳の息子がいて、
飲食店勤務の夫がいます。

自分の両親と同居しているので、
とりあえず住むところはあります。


けれども、
十分な貯金を蓄えているわけでもなく、
すごい技術を持っているわけでもないし、
すでにたくさんのクライアントさんとの契約を
持っているのかというとそうでもありません。


これからのことはどうなるのか、
何もまだ決まっていません。

決まっていないというより、
保障がないという感じが近いかもしれません。


何も決まっていない、
保障がないのに会社を辞めたということ。

人によっては、
大した準備もせずにバカな事してるねって
思うかもしれないし、
早く稼がないとまずいんじゃないのと言う人もいると思います。
正気の沙汰じゃないと言われるかもしれません。


それでも私は決断して、先に会社を辞めました。


「なんでそんなことできるの?」


そう思う人が大半だと思うんですね。


”辞める”を選べた私の経験が
いつか誰かの希望になればいいなと思って、
忘れないうちに今の気持ちを書こうと思います。


退職に限らず、
何か選ぶのに迷っている人の気持ちを
後押しすることもできたらいいな。


以前、退職を決断した時のnoteがあります。
どんな経緯でどんなことを考えてきたのかを
まとめていますので、こちらもどうぞ。



準社員として、時給で働くお仕事


それが私の仕事でした。

輝かしい経歴を引っ提げて独立とか
そんなものじゃないんです。


365日稼働しているコールセンターだったので、シフト制で働き、
ある年は大晦日に出勤し、
ある年は元旦に出勤し、
皆が遊ぶ時期が繁忙期の仕事でした。

夫も飲食業で土日が繁忙の仕事でしたから、
そこはあまり問題ではなく、
シフトで働けるので、
平日休みを夫と合わせたりしていました。


2016年の10月から入社し、
丸5年間お世話になりました。

途中子供を授かり、
2018年の10月末から2020年の4月初旬まで
産休と育休を取得しました。


出産前は、夫(飲食店勤務で夜型)に合わせて、
12時から21時までとか13時から22時までの
遅番勤務で主に働いていました。

出産後はそうもいかないので、
9時から16時の時短勤務に変更しました。


その分、遅番シフトができなくなったから、
時給をカットされました。
仕事内容は変わらないけれども。
どんな時間帯でも働けるよという
条件を満たさなくなったから。
(モヤっとポイント その1)


私がそもそもこの仕事を選び、
なおかつ続けてこれたのは、
対お客様の仕事なので、
直接反応が聞けて、喜んでもらえたり、
満足してもらえるのがわかり、
自分のモチベーションになるからでした。


コールセンターでは、
一緒に働く人はいるけれども、
チームプレーというよりは
個人プレイという感じで、
それも自分の性に合っていました。


コールセンターの前の仕事が
フラのインストラクターで、
そこで上司や一緒に働く人との人間関係に
疲弊してしまってました。

だから、淡々と仕事をこなして、
お給料をもらえて、
そのお金で自分で暮らしていけるという状態を
維持できるのがよかったです。

自分のエネルギーを充電していくことができたんですね。


フラのインストラクター時代は、
自律できない環境にいるにも関わらず、
自律しようとしてもがいていました。
個人事業主ではあるものの、
業務委託という働き方なので、
組織のやり方に従う必要がありました。

自律 
自分をコントロールするという意味
私は、自分で生き方、お金や時間の使い方を
管理できるという意味で使っています。


しかも、
いただいたインストラクターとしてのフィーが、
自らの衣装代や自分のレッスンのために
先生に支払われていくので、
自転車操業みたいな状態でした。
だから、そもそも自立すら
できていなかったのです。


コールセンターの仕事は、
働いて、会社から給料をもらうだけで、
自分が何かやりたいとか
実現させたいとか
そういうものは何も考えていない、
ライスワークでした。


ライスワークを淡々とこなせたから、
自立ができました。

自立 
自分の稼ぎで衣食住を成立させられる
という意味で使っています。


自立の状態ができて初めて
自律を目指せるようになるんじゃないかなと
思うんですね。
自律を目指すには、
自分自身と向き合う必要があります。

そのためにはエネルギーも
時間の余裕もないとできない。

だからまずは
自立を目指してからになると思います。


フラのインストラクターを辞めた当時は
本能的にコールセンターの仕事を
選択していましたが、今思えば、
昔の自分グッジョブだったなと思います。


自立ができることで精神的に落ち着いて、
エネルギーを充電できるようになったのです。



なぜコールセンターの仕事を辞めようと思ったのか


子供を育てるようになって、
自分の時間に限りがあることを痛感したし、
体力、気力も限界があることを知りました。


でも、子供は待ってはくれないし、
自分のペースでは子育てはできないものです。
え、今なの?と思うような時に
要求される場面はいくらでもあります。

そうなれば、何かをやっていたとしても、
手を止めて子供に向き合う必要があるし、
子供に手を貸す必要があるんです。

必要と書いたけど、
そうしたいという私の気持ちもあります。


私は自他共に認めるマイペース人間ですが、
子育てをして、
それを嫌というほど突き付けられました。
マイペースが崩されることが
相当なストレスになるということに。

けど、相手は自分の愛する息子ですから、
文句も言えないし、
言いたいわけでもないのです。


じゃあどうするかというと、
自分の中のエネルギーとか余裕の部分を
確保しておくことで、
マイペースが崩されることが起きても、
許容できるようにすることかなと
思ったわけです。


時間は1日24時間ありますが、
仕事もして育児もしてとなると、
やはり若い時のようにはいかないです。
24時間めいいっぱいには使えないのです。

30代までは全然体力の衰えを
感じませんでしたが、
やはり子供を産んだ後から顕著に感じます。


・これからの残りの人生には限りがあること。
・挑戦するなら早い方がいい。


それを身に染みて感じました。


でも
遅すぎたということはないとも思っています。

今からでも
いつでも挑戦はできるから大丈夫と
信じています。


ただ、どんなステージにいるか、
自分の置かれている状況は頭に入れながら
挑戦しないとなりません。

同じ苦労するなら、
自分の納得いく形で苦労していくのが
いいなと思ったんです。


もう1つ、子育てを通じて感じたことは、
自分を大事にしてくれる人と
付き合いたいという思い。

子供にとっての母親は
私しかおらずに替えがききません。


一方コールセンター業務は、
確かにお客様に喜んでもらえたり、
トラブルを解消してあげたりすることで
やりがいはありましたが、
それは誰にでもできる仕事です。

マニュアルがあって、会社の運営方針があって、
それに乗っ取ってお客様に
サービスを提供します。

判断するためのマニュアルがあるし、
わからなければ、上司に確認するし、
それ以上の判断が必要になれば、
お客様サービス部という別部署で対応します。


我々オペレーターが
どんなお客様対応をすると評価されるかという
基準も決まっていて、
それに満たなければ評価されません。
評価というのはすなわち
給料に反映されるかどうかという部分ですね。
ライスワークですから。

そのギャップにも苦しめられました。


自分の中で育休から復帰した後の方が
断然仕事にも前向きに取り組んできました。

復職したのが4月でその翌月くらいに
痛恨のミスをして、
上司から直接面談でフィードバックを
受けたんですね。

社会から離れて
緊張感がなくなっていたのかなとか、
産前の時のように
脳みそが働かなくなってきたなと
思い落ち込みました。


さらには、
上司のフィードバックの仕方にも
カチンときて悔しかったんです。

そこからは、お客様対応の本を読んだりして、
自分なりに努力してきたつもりでした。
それでも評価が産前と同じだと分かった時に
愕然としました。

自分なりの努力は会社では意味をなさない。
会社の求めるところに
どのくらい達しているかだけなんだと。
(モヤっとポイント その2)


そんなこともあり、
同じ時間を使うなら、
残り少ない時間やエネルギーを使うなら、
自分のことを必要としてくれる人、
私じゃなきゃという人に
サービスを提供したい

考えるようになったんです。



これからは・・・


私が私じゃなきゃ提供できないサービスって、
私の人生そのもの
で、
その人生を生きてきて得てきたものだと
思うんですね。


私自身もコーチと契約して、
自分を信じて行動することができるようになり、
会社を辞めるという決断をして、
実際に会社を辞めています。


コーチが辞めろと言ったわけではなく、
コーチと対話し、
自分と向き合って考えていく中で
自分で出した答えで、納得しているものです。


残り少ない人生、やりたいようにやる、
生きたいように生きよう
と。


たとえ今までが
うまくいっていなかったとしても、
これからもうまくいかない
ということじゃないし、
いつからでも人生をやり直せて
幸せになれるんだよ
ということを
体現していきたいのです。


たとえ挑戦することが大変だとしても、
自分が選んで行動しているから、
それができるというだけで、
私にとっては幸せだと思えるのです。

まずは自分が幸せになることで、
身近な家族も幸せになるし、
誰かを勇気づけられる
と考えています。


まだ独立して数日ですが、
夫は私が家にいるということだけで、
安心感を感じるらしく、
いいねと言ってくれたし、
私は余裕があるので
しっかり息子と向き合えるから、
息子は変わらず甘えたり、
イヤイヤしてくるけども、
心なしか落ち着いているように感じます。


きっとこの記事やほかの私の記事を読んで
共感してくれる人がいて、
その人が私にメッセージをくれて、
仲良くなれる日が来ると信じています。


そして、私がその人を勇気づけできる日も
来ると思っています。


本当にここまで来るのに沢山つまづいて、
苦しんできました。


浪人、留年、大学休学、うつ病、転職多数、
前夫からのDV、離婚、借金


書き並べると、よくもまぁここまで
やってきたな自分と
自分を褒めてあげたいです。


失敗を褒めるということではなくて、
失敗してもそれでも今日まで生きてきたことを。


本人があきらめさえしなければ、
いつでも挑戦できるんです。


私は、その後、
借金完済、今の夫と再婚、息子を授かり、
マイコーチと出会い、独立と続いています。


挑戦や新しいことをするのは怖いです。

しかし、昨日と同じことを繰り返していては
同じ未来しかやってこない
んですよね。


最初は小さくてもいい。
一歩踏み出してみると違う未来がやってきます。


私は一歩踏み出しました。


うまくいかないとあきらめかけていたあなた。

もし、この記事を読んで、
ちょっと考え直してみるのも
いいかもしれないと思ったら、
または、私でもできるかなあと思ったら。

できます、できますとも!と伝えたいです。


私ができたんですから、できるんです。

ただやろうとしていないだけです。
誰でも一歩踏み出すのは怖いので、
勇気づけが欲しいと思うし、
もしあなたが、私の話を聞いてほしいと思ったら、
ぜひぜひメッセージを送ってくださいね。

私は今、時間がたくさんありますから、
メッセージを大事に読んで
お返事したいと思ってます。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

【自己紹介】

人生でつまづいた人を自立から自律へと
導いていくライフコーチです。


自分がまずは幸せに生きることを大事にしています。
自分が思うように自由に生きる。
自律(自分でコントロールする)が私のテーマです。


▶公式LINE https://lin.ee/MPFLraa

登録特典

1⃣「幸せについて考えるワークシート」が
受け取れます。

2⃣独立までの21日間配信
タイムラインをさかのぼって
メッセージを読むことができます。


ワークシートをやってみた感想など、
直接私とやり取りができる窓口です。


また、このnoteを読んだ感想をもらえたら嬉しいです。
個別に相談したいという方もお待ちしています。


▶日々の気づきは、twitterにつぶやいています。 https://twitter.com/12maata


▶stand.fmでは、好きなものや大事にしていることなどについて、
おしゃべりしています。
毎週木曜日のお昼12:30からLIVE配信もやっています。
https://stand.fm/channels/6016379585b142d0d89ebb6f

”踊る”ライフコーチを応援してもらえたら嬉しいです。 私にとってのフラは、趣味というより人生の一部。 踊ることで、人生が豊かになり、また自分の人生経験が踊るフラを深くしていく… いただいたサポートは、フラを楽しむために使わせていただきます。