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双極性障害【人と比べない】

あるところで過食に悩んでいることを訴えたとき、こんなことを言われました。

「世界には食べたくても食べられない人たちがたくさんいます。だから、食べられることを喜びましょう。」

どう思いますか?
私はカチンときました。
人の気持ちが分からない人だな、と思いました。

また、こんな言葉を耳にしたことがあります。

「どんな障害がいちばん辛いと思う?」

心ない言葉です。

人の感情は他人のそれと比べることができるのでしょうか?

確かに世界中には食べるのも飲むのもままならない人たちがいます。
アフリカの難民、災害被災者、などなど。
しかし、だからといって私の辛さや苦しみが楽になるわけではありません。

他人にはほんの些細な苦しみに見えても、本人にとっては大変な苦しみなのです。

辛さや苦しみに限ったことではありません。
喜びや嬉しさも同じです。
他人のそれと比べたり、他人がそれを評価したりするものではないと思うのです。

人の感情は絶対的なものであって、相対的なものではないのです。