積年の「怒り」が抜けて、できるようになったこと
思いを引き出すインタビュアー、鯨井啓子です。
2018年もあと少し。
年末の3日間は、ひたすらアフロさんの新作を生み出すことに没頭するという、充実した時間を過ごせています。
振り返ってみると、今年もいろいろといい経験をさせていただきました。
いちばん大きかったのはこれ。
怒りが抜けた状態で日々を過ごせるようになったこと。
以前にも記事を書きましたが、両親の不仲に加えて、私の気質は家族の中でもマイノリティだったので、私は長年「家族は私を認めてくれない!」という怒りを強く抱えていました。
正確にいうと、怒りがちゃんと出てくるようになったのはここ1~2年のこと。もともとそんなに器用じゃないのに、ものすごくハイカロリーな怒りにエネルギーを取られると何もできなくなるので、自分自身の奥深くに長年怒りを閉じ込めて熟成させてしまっていたのでした。
いまだにドーン!とそんな怒りが出てくる日がゼロなわけではありません。それでも、日々怒ったり、そんな怒りを見ないことにしたりすることにネルギ―を割いていたときから比べると、明らかに自分の好きなことにエネルギーを注げる時間が増えました。そして、穏やかな気持ちでいるだけで、ずいぶんとできることが増えるんだ!と、驚きました。
怒りが消化できて、私を含めた家族全員、しょーもない人間なんだ。それでも、たくさん助けてくれたり、支えてくれたり、ありがたいな。と思えるようになってからは、自分もしょーもないけど、しょーもないなりにできることをしよう。しょーもないなりに役立つこともあるだろう。と、無理して自分を追い込むこともなくなりました。
そんな状態でいた年末には、新しく心から楽しいと思える題材を扱えて、すごく素敵な人たちと関わることができるライティングのお仕事への縁もできました。年初からは新しいインタビューのカタチにもチャレンジします。そんな、年初には思いもよらなかったような、幸せな大晦日を迎えることができました。
数年前から見れば別人のように、見えている世界が違います。同じ人間がここまで変われるのか!ということに驚いたし、これからの日々で自分が何を成しえることができるのかが、本当に楽しみでしょうがないです。
今年の私に関わってくださった多くのみなさんに、心から感謝しています。ありがとうございました。来年からはもっと自分の心と身体を使って、社会に貢献できるようになりたいと思っています。インタビューやライティングの力を必要としている方の、お役に立てる年になりますように。来年もよろしくお願いいたします。
▲innocent foyerのshioriさんと
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