月のクロール
8ヶ月ぶりに新曲を書いた。
心身に不調をきたしてからというもの、音楽には触れ続けたが全く曲が書けなくなった。
いつも「これで終わりか」と不安になることに慣れてしまい、「もうそれでもいいかもな」と思ってきている。
弾き語りでのライブを誘われ、特段楽しみにしていたわけではないが何かしたい気持ちはあった。
それがこうして曲となったのだから、まだまだエネルギーもアイデアも枯渇していないようだ。
対岸の月が笑うようで牙を無くした俺たちは唄を、ただ声を広げる。
良い夜を。
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