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なに着ても決まらない日になにを着るか

ファッションやってるといつかこういう日が来る。
天気が悪いとか、気圧がヤバいとか、仕事で疲れたとか。
昔はデートなのに着るもの決まらなくて遅刻して愛想つかされたなんてこともあった。

とにかく、人間何やっても決まらない日って時々ある。
そんな日に決まらない服を着て人に合うとさらに気分が下がる。

こういう日はそもそも判断能力が落ちているのだ。
早急に休みを取って寝るのがいい。

が、相手のいる都合でキャンセルできないときもあるだろう。

こんなときの選択肢は2つ。
・潔くキャンセルして寝る
・決めておいたものを着る

というわけで「決めておいたものを着る」という話をしたい。

ダメな日の自分に決断をさせない


そもそもこういう日は頭が回らなくなってパフォーマンスが落ちてる日だ。こんな日にいくら考えたって正解は出ない。
ならば損害を最小限に抑えることを考えよう。

こういう日は神経も過敏になっているものだ。

重い服がしんどい、締めつけ感が気になる、余った裾が長すぎてじゃま、なんか穿き込んだデニムが匂う気がする、ポリエステルのザラザラ感が気になる。
こういうことがよくある。

なのでこれらを回避したコーディネートを考えておくのだ。
あなたが気になるのはどんな点だろうか。

ナイロンのシャカシャカ音が気にならないだろうか。
汗をかいたポリエステルのベタつきがイヤにならないだろうか。
適当に締めてしまったジップが噛んでしまってイヤにならないだろうか。

なので自分の場合はこういうルールになる。

・手持ちの中で上質かつ丈夫で比較的軽いもの
・シャカシャカしないもの
・汗かいてもベタベタしないもの
・チクチクしないカシミヤタートルネック
・ウエストが苦しくなく裾がジャストなパンツ
・苦しくないベルト
・ボタンタイプ
・あんま手入れせず適当に履いてもいいレザーブーツ
・元気な日に見てわりとかっこいいじゃ〜んと思えるコーディネート

で、「今日無理かも」と思ったら潔くそれを着る。

今日無理であることを否定しない。
今日の自分は考えられないことを認める。
元気な日の自分がやってくれたことに潔く甘える。

この判断をミスると寝ぼけて危険運転をやったり投資ミスをしたりいらん買い物したりなんか仕事ででかいミスをしたりする。

ダメな日の自分がやれると思わないこと。
元気な日の自分に任せること。

今日ダメかも、と思ったら潔く省電力運転に切り替える。

ダメな日にできるベストな仕事がこれだ。
「今日は判断力を使うことをしない」が100点の判断だ。

この記事を読んだ方はこれからダメな日でも100点の判断ができる。
今日は決断と判断をしない、と決めるだけ。

何着てもダメな日にNISAの銘柄とか選ばないように。
お気をつけて。

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