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飲食業界を離れて感じたこと

仕事は飲食業界しか知らず。一社しか知らない。
アルバイト/社員/責任者/マネージャー/役員を経験させてもらった。

18−30才までの11年間を飲食業界にどっぷり漬かり
固定概念、当たり前、タブー感、諦め・・
業界を離れてみると
多くのカルチャーショックと共に希望、自信が見えてきた。
ここ1年ほどで感じたことをメモする。

飲食業は愛されている

タピオカ/クラフトビール/食パン/スパイス/大衆酒場/鍋/タンパク質/立ち飲み/フードロス/キッチンカー/キャッシュレス/増税/禁煙/中食・・・

飲食関連ワードは1年振り返るだけでも山ほど出てくる。
どんなメディアでも飲食に関わる話題は必ずある。
そして、飲食に関連する話題の注目度は高い(いい話題も炎上話題も)

それは、距離が近い業界だから
・関係者が多い(生産者/従事者(経験者)/消費者)
・関係者の興味関心が高い
そして
消費者=ほぼ世の中の人全員。

だからこそ、
・ブームが凄いスピードと規模感で動き出す
・ブラックな業界だと揶揄される
・値上げの反発も大きい、、、

*いき●りステーキの社長の気持ちも大いに揚げ足取られたり
飲食企業が何か行動を起こすといろいろ結構騒ぎになる。

でもそれは、
飲食業界がファンも多くて
愛されてるんだなと俯瞰した。

期待度が高い業界】だからこそ挑みたい。

ITに関わって見えた、キャリアの考え方

22歳、入社当初
自分の中でキャリアパスを描いていたわけではない。
考えていたことは、
「とりあえず目の前のことを全部やること」
「20代は死ぬくらい働く。そしたら30代40代はいい感じだろう笑」

本当に僕はそれだけだった。(キャリアなんて考えたことないw)

そんな奴がIT業界を見て感じたこと

「キャリアを描くってすごい!」

飲食業界ではあまりキャリアパスを考えていなかった
(考えている方すみません。偏見入ります)

【●歳で「ポジション」「年収」「先のキャリア」「生活観」】
明確に持って実現している人。
自分のキャリアに向かって日々を前進している人。
はどれくらいいたか

飲食業界からITの業界を見て驚いた。
【中学生がエンジニアになって仕事してる!】
【中途でプログラミング自己投資、次のキャリアを作って、30代はこうしたい】
【文系学生がプログラミング勉強して、フリーで仕事とって海外生活したい】
・・・


なんでキャリアを描けているのか
なんで業界に可能性を感じて挑戦しているのか

IT人材を採用して気づいた

ITは 転職=キャリアアップ
飲食は 転職=キャリアステイ、もしくはダウン

IT業界は人材が[業界内で適材適所]になっている。
・スキルや経験をもってベンチャーでグロースハッカー的活躍したり
・エンジニアが別プロジェクトにアサインされたり

スキルや経験を評価され
次のステージにチャレンジする文化
【評価がオープン】になっているからだと

だから
・中学生が可能性を感じて夢を持つし
・他業種でも勉強する時間を割いてでも挑戦するし
・新卒の選択でもどうせ選ぶならIT業界を選ぶ

飲食業界の今までは
考えられなかったスピードと展開。

でも、飲食業界でもキャリアパスは描けるはず!
今までの慣習、当たり前は変わらないといけないことも多い。
でも、
【業界内で適材適所】
【今の自社に必要な人材が行き来する。
人材流出と捉えない。
【人のスキル、経験が市場に評価される】
こんな飲食業界づくりに挑む。

そうすれば
・若く優秀な人材が飲食業界で活躍する(流入する)
・ただの[人数集め]ではなく、自社ビジョンを追求するメンバーを集める

そんな環境ができれば
今まで以上の
企業成長も
キャリアアップもある。

・働き方変わる
・収益構造変わる
・店舗は無人化する・・・
飲食業界は変化し続ける
だからこそ

飲食業界もオープンイノベーション

IT業界がオープンイノベーションで
ノウハウも人材も流動し爆裂成長したように

飲食業界もできる!
これだけ愛されて、従事者も多い業界で

・レシピ一つオープンにしたら、みんなの知恵で今まで見たことないメニューができる
・50店舗経験者が20店舗企業に幹部で入ってキャリアップ
・店長が他社マネージャーにキャリアアップ

頑なにクローズドな業界文化▶︎オープンな環境に
そうすれば
業界は
次世代に向けて、もっと伸びる。
人材が動き出せば
店舗も企業も業界ももっと輝き出す。

飲食業界の中にいれば
当たり前と思って盲目的だったかもしれない
でも、
時代は移って
環境は変わって
働き方は変わって
業界は進化していく。

飲食業界を離れて
改めて飲食業界に可能性を感じた。

今までの当たり前に挑戦する。

こんな形でもたくさんの方と繋がれることに感激しています。是非仲良くしてください!