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【ライフハック】お酒やめてみた~他責マインドの自覚~

はじめに

断酒スタートから1か月が経過しました。
体に起きた変化や、考えたことを記録します。
断酒を決めた経緯については、以下を参照ください。

体調の変化

 アルコール摂取がなくなることにより、翌日のパフォーマンスが向上すると考えていましたが、大差ありませんでした。二日酔いはありませんが、睡眠不足は発生しています。
 メリットらしいメリットと言えば、飲める日・飲めない日を意識する必要が無かったこと(例:健康診断の前後)。平日の食後や休日の午後に『時間が余る』ことでした。

・睡眠の質はやや向上。
 私の睡眠スコアは平均80前後。習慣飲酒のある時期は75前後でしたので、平均5点上乗せされています。先月は、暴飲暴食と夜更かしのダブルパンチ(スコア70未満)が無かったのが底上げの原因かと。
 一方で、なぜかスコアが振るわない日もあり、飲酒習慣があったころよりもスコアが低い70点の日もありました。PCモニタの見過ぎでしょうか。

・晩酌しないと、夜間に本が読める
 晩酌してしまうと、本ではなくて動画しか見れませんでした。
インプット作業自体が受動的といえなくもないのですが、自ら情報を取りに行く読書のほうが能動的(攻めの姿勢・集中している)なのかなと。

メンタルの変化

 体調(フィジカル)との対比でメンタル面についても話します。
一言にまとめると、「他責マインド」に陥ったことを自覚しました。

 断酒決意した時点では、「酒=加害者、自分=被害者」というマインドだったのですが、これはアルコール漬けの脳がひねり出した「逃げの論法」だと考えるに至りました。

 「酒=加害者、自分=被害者」の図式で考えますと、
「酒は私を悪い方向へ導く悪の薬物である」
「酩酊した私は、酒にそそのかされて人に迷惑をかけてしまう」
「酒を飲まなければ、私は善人でいられる」

酒(悪?)VS本当の私(善?)の二項対立であり、
悪いあの人&かわいそうな私の構図です。
責任は飲んだ自分ではなく、飲み込んだ液体に向けられており、
他責マインドです。

断酒における他責マインドの危うさ

他責マインドの何がまずいかというと、外的要因によって断酒が絶たれる可能性があるからです(例:職場の行事、親戚の集まり、旧友との再会)。

外的要因1:上司が勧めるから飲み会に参加した・・・
要因2:場の空気があるから、乾杯の1杯を飲んだ・・・
要因3:皆で二次会に行くので付き合って・・・

文章にしてシミュレーションすることで分かったのは、
私は1杯のつもりが大惨事に繋がる人間なので、
飲み会には原則参加しない。
行事等で参加することはあっても、1杯も飲まない。

そして、場の空気が冷めようが上司の機嫌を損なおうが、
スマホや友人を無くしたりするよりはマシです。
飲みにケーションや酒席が必須の職場ならば、転職するしかありません。
(実際に私は転職します)

【私見】酒と自分の図式

 「酒=客体、自分=主体」の図式で考えますと、
「酒は私の理性を減退させる薬物である」
「酩酊した私は、本能や気まぐれで人に迷惑をかけてしまう」
「酒を飲まなければ、私は理性を保ち、善人を装える」

結論としては、お酒はきっかけに過ぎず、粗野な人格が露呈されるだけだと考えます。

きっかけの例1『クルマ』:ある人は、ハンドルを握ると人格が変わると形容されます。立派な車格のクルマなら尚更、あたかも自分が強く・早く・逞しくなったかのように高圧的に運転をします。

きっかけの例2『権力』:ある人は、飲食店で店員を大声で怒鳴りつけます。相手の立場が弱いと見るや高圧的な態度に出ます。パワハラの嫌疑をかけられ昇進が保留されています。

おわりに~お酒は楽しく適量を~

今回は、1か月の断酒経過とともに、お酒に関する考察を書きました。
結論としては、酒が悪いのではなく、酒で露になる自身の人格(攻撃性、怠惰、強欲、軽率さ)が悪いのだというお話でした。

結論としては、お酒は楽しく適量を。
私の場合は体調の面でも、精神の面でもゼロがベストでしょう。


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