1番後悔していること2

こんにちは!
井口です。

前回の記事が、
「1番後悔していること」
というタイトルにも関わらず、
パート「2」の記事を書きたくなってしまいました。

前回の記事では、
「今の自分よりレベルが低いと感じる環境に留まり続けること」
が、
人生の中で一番後悔していて、
これからは出来るだけやりたくないことだと書きましたが、
本日の記事でお伝えすることは、
もしかしたら、
それ以上に後悔していることかもしれません。

それは、
「辞めたこと」です。

一度、
やり始めたのに、
形になる前に辞めてしまったことで、
本当に後悔していることが沢山あります。

中でも1番強く思い出すのは、
24歳の頃に始めた、
いくつかのバンド活動です。

僕は大学に入ったのが2年遅かったので、
24歳の頃、
25歳になる年は、
大学を卒業した年でした。

色んな理由で大学を卒業するのが大変で、
色んな理由で大学を卒業するまではやりたいことがやり切れなかったので、
大学を卒業したら、
ずっとやりたいと思っていたバンド活動をしたいと思っていました。

僕がやりたかった楽器はドラムでした。
ドラムを始めたのは高校2年生の頃で、
夏休みから渋谷の道玄坂にある教室で習い始めたのですが、
高校卒業と同時に辞めてしまい、
バンドを組んで演奏するという体験はできませんでした。

そのような事情もあり、
バンドを組んでドラムを叩くことは、
ずっとやりたいことでした。

まず、
メンバーを集めるために楽器屋にチラシを貼ったり、
インターネット上のバンドメンバー募集サイトで募集を出し、
応募して下さった方とやり取りをして、
意気の合った方とアポを取り、
マックやカフェで会って話をしました。

ドラマーは売り手市場で、
募集を出すと比較的早く多く人が集まりました。

その中で最初にタッグを組んだ方は、
僕と同い年で、
いくつかのバンドを経験した、
60年代のUKロック好きのギタリストである、
Sさんでした。

好きなバンドはThe whoとThe clashで、
たまにユニオンジャック柄のTシャツを着ていました。

趣味が完全に一致していたわけではありませんが、
60年代中期のサイケデリック色のあるアルバムが好きだという共通点があり、
一度スタジオで音合わせをして、
お互いにOKということになり、
一緒にバンド活動をやっていくことになりました。

残りのメンバーであるベーシストやボーカリストを探しながら、
2人だけでスタジオに入り、
たくさんのアーティストの曲をコピーして楽しんでいました。

しかし、
なかなか良いベーシストが見つからなかったことや、
僕がいくつかバンドを掛け持ちしていたこともあって天狗になっており、
だんだんとSさんとの関係が悪くなってきました。

直接的な理由が何だったのか正確には覚えていないのですが、
新宿の歌舞伎町近くにあるマクドナルドで、
僕は
「活動を休止したい」
と言い、
それがキッカケで言い争いになり、
言い争いの中で僕は感情的になってしまい、
「じゃあ辞めよう」
と言って僕とSさんとの2人のバンドは、
解散することになりました。

わずが2ヶ月の出来事でした。

たぶん、
その当時はその当時で切実な理由があったとは思うのですが、
メンバー探しが上手く行かなくても、
多少、
身体に不具合があっても、
「辞める」
という言葉を口にするのは良くなかったと思います。

Sさんとはそれ以来、
実質的には関係がなくなってしまいました。

そして、
その調子で、
その後、
他に掛け持ちしていたバンドも辞めてしまい、
結局バンド活動自体を辞めてしまいました。

もしあのまま、
Sさんと活動を続けていたら、
別の未来があったかもしれません。

それ以後も僕の辞め癖は治らず、
キックボクシングも、
求職活動も、
ひきこもりの問題を伝えることも、
社会を変えるための塾も、
コーチングの師匠の元で学び続けることも、
YouTubeで動画を発信し続けていくことも、
志し半ばで辞めてしまいました。

だから今は、
嫌なことを嫌々続けるのは良くありませんが、
やり始めたこと、
やろうとしたことを、
多少上手く行かないことがあっても、
「辞める」
と言うことは、
言わないようにして続けることにしています。

あなたにはやりたくてやり始めたことで、
辞めたいと思っていることはありますか?

多少上手く行かないことがあっても、
続けていくことで、
見えてくるものがあるのかもしれません。

今回は以上です。
何かの参考になりましたら幸いです。

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