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敵を作らず、仲間を増やす!正論は伝え方が大切。

日本では、多数派の意見が正しいという風潮がある。
反対のことを主張すると強調性がないといわれて、変な人みたいな扱いをうけることがある。
また、正しい意見を主張すると「理屈っぽい」や「理想論」などと嫌味みたいなことをいわれるだろう。

では、なぜ正しいことを主張を行っているのに相手にされないのだろうか。

ほとんどの場合は、言いたいことが伝わっていなかったり、理解されていなかったりすることが多いだろう。

専門家が専門用語を使って話したり、政治家が理想論ばかり口にしているのと一緒である。言っていることが難しかったり、馴染みがないために理解できない。

では、どうすれば正論を相手見伝えることができるのか。
それは、相手に合わせて言葉やたとえ話を変えるということである。

正論を話すときに自分勝手に話してはいけない。
相手の特徴や性格によって話す内容を変えていかなくてはいけない。
相手と同じ目線に立ち、わかりやすい言葉で伝えていくことであなたの主張を受け入れてもらいやすくなるだろう。

また、正論を述べる上で大切なことはロジカル的に説明ができることである。主張することに根拠がないものは単なるわがままである。

なぜそうなのかを論理的に説明することが求められる。

そして、言葉とは大衆意見に立ち向かう唯一の方法である。
自分より、地位や権力が上の人に対して反論しようとしたときや意見を通そうとしたときに対抗することができる唯一の手段であり、最大の武器になる。

対立意見と戦わなくてはいけない場面が出てくるだろう。そうしたときには、敵を納得させるのではなく、味方を増やすことをする。
自分の意見を理解して、賛同・協力してくれる人を増やしていくことが大切なのである。
その際には、先ほど述べたように相手に合わせて話の仕方を変えたり、相手に合わせた話をしていくことが必要である。

あなたに賛同して協力してくれる人との対話を通して自分の主張や正論を磨いていくことで多くの人から共感を得ることができるだろう。

あなたの意見を貫き、主張することは敵を作るし、対立するときがある。
しかし、必ず味方をしてくれる人や議論を気になる人が居るだろう。そうした人たちに分かりやすい説明をして正論を磨いていこう。

人に合わせて論理的に説明し、たとえ話で理解してもらうことであなたの正論を突き通すことができるだろう。


この記事が面白いと思ったら、以下の本を読んでみてください。
作品名:人を動かす「正論」の伝え方
著 者:藤井聡
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)


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