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タイムマネジメントは時間効率化の罠!休息時間が仕事のパフォーマンスを向上させる!

近年では、時間の効率化やタイムマネジメントなどの言葉が使われるようになり、時間管理を行っていると考えている人が増えてきたことだろう。

また、フリーランスとして「時間や場所を気にせず働ける」などのフレーズがSNSで流行ってきた。

だが、本当に時間を管理することができるのだろうか?フリーランスは本当に自由なのだろうか?

時間は不変的なものであり、1日24時間であり1年365日(366日)である。時間が止まることはない。

不変的なものである時間を管理することは本当にできるのだろうか。
答えは「NO」だろう。
時間という縛りに勝てる人間はいない。

現代は科学の発展によって、洗濯機や電子レンジといった家電製品の誕生によって料理の時間が短縮された。また、インターネットの発達によって知りたい情報がすぐに手に入るようになった。

ただ、その機器を扱っている現代人の心理はどうだろうか。
時短になる、便利になるということは当たり前になっていないだろうか

電子レンジの温めている5分間やインターメットの読み込みが遅くなった1秒にイライラするときはないだろうか。

それが効率化の罠である。
人は便利になるとそれをスタンダードとして、もっと良いものやもっと効率化できるものを求めてします。つまり時間に支配されているということだ。

仕事においてもどうだろうか。

仕事ができる人は自分のタスクが終わっても新たなタスクをお願いしされることがある。
仕事を効率化したとしても仕事量が増えていくだけだ。
仕事ができると思っている人が陥るのが、自分のキャパを超える仕事量こなそうとすることだ。
1人でできない仕事量を請け負うとクオリティが落ちたり、反って時間ロスになることがある。

時間を管理するのではなく、やること、やらないことを明確にすることが必要である。

また、時間を有意義に使うということはどういうことだろうか。
忙しく働いている人が有意義に使えてるのか、のんびり暮らしてる人が有意義に使えてるのか。

時間を有意義に使うとは、時間を他人と共有しているという認識を持ち活動するということである。
人間は孤独に弱く、一人で活動していると時間に対する幸福度が低くなっている。

誰かと同じ時間を共有し楽しむことが時間をうまく使うということである。
休息時に仕事に関係のないことを他人と共有することができれば、時間に対する幸福度が向上するだろう。

また、近年で注目されているフリーランスは時間に自由であるがゆえにいつでも仕事ができる。そのため寝ている時間以外は仕事のことを考えている。

メールが来ればすぐに返し、問題があればいつでも対応するなど仕事のことを忘れる時間がない。労働時間は自由ではなく時間に支配されているのだ。

タイムマネジメントはできないのである。
しかし、時間に対する幸福度を高めることはできるので、他人と時間を共有することをしてほしい。

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作品名:限りある時間の使い方
著 者:オリバー・バークマン
出版社:かんき出版


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