テレワークは子育てにとってプラスか?
最初に私なりの結論から申し上げますと、
「柔軟に変化することでプラスにすべき」と考えています。
感染症対策として世界中でテレワーク導入が急激に進んだことで、日本でも多くの人々の生活に影響が出ていることでしょう。
私もそのうちの一人で、月の半分は家で仕事をするようになりました。
そんなテレワークは、子育てにもメリットがあると言われていますが、
私としては、必ずしもそうではないと考えており、今回は、その想いを皆さんに共有したいと思います。
プラスだと思う点
・家族との時間が増える
こちらは一般的によく取り上げられるメリットですね。
通勤時間がなくなったことで、夫婦で家事を分担できたり、子どもと接する時間を長くすることができたりするので、プラスに働くと思います。
・子どもに仕事をしている姿を見せられる
これまでは、働く親の姿を子どもが目にする機会はほとんどなかったので、小さい頃から仕事に興味を持つことは少なかったと思います。
一方、テレワークでは、仕事をしている姿を見せられるので、仕事に興味を持つきっかけを子どもに与えることができると考えています。
マイナスだと思う点
・ストレスにより家族の関係が悪くなる
こちらの話もよくニュースで目にしますよね。
「長時間一緒にいることで、パートナーの言動に我慢ができない」
その他にも、「子どもがいるから仕事に集中できない」、「通勤がなくなり自分の時間が取れない」など、様々なストレス要因があります。
言うまでもありませんが、ストレスが溜まった状態では、子育てにとってマイナスでしかないですよね。
・仕事中の態度に困惑される
見落としがちですが、こちらも起こりうると考えています。
プラスだと思う点で紹介した内容と正反対になりますが、
自分がよく知っている親と全く違う姿を見てしまった場合、そのギャップ次第で、ガッカリすることもあるのではないでしょうか。
例えば、普段強気な親がとても自身無さそうに話していたり、
あるいは、普段優しい親が声を荒げて怒っていたり。
どうすればプラスにできるか?
まずは、プラスとマイナスの両面を、皆それぞれが、しっかりと把握する必要があると思います。
その上で、マイナスを解消できるように、柔軟な考えを持ち、職場・家庭でしっかりと話し合うことが非常に重要だと考えます。
職場に関連する問題であれば上司や同僚と、家庭であればパートナーや子ども達と、腹を割ってとことん議論していきたいですね。
誰もが初めて経験する大転換期である故、また、考え方や重視するものは十人十色である故、すぐにベストアンサーに辿り着ける訳ではないでしょう。
働き方の大きな変革をきっかけに、各々が考え、何度も話し合い、柔軟に変化していくことこそが、子育てにとってプラスなのではないでしょうか。
最後に
今回は、"子どものために" テレワークをどう活用できるかという観点でお話をさせてもらいました。
しかしながら、いくら子ども・家族のために頑張っても、我慢する自分がそこにいては、元も子もありません。
気張りすぎず、気楽でいることがまずは最優先かもしれませんね。