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「エンゲージメント」と「個」。

こんにちは。暑い日が続きますね。最近「マジックアイス.28®」という商品を購入しました。朝晩の犬の散歩、オフィスへの行き帰りで重宝しそうです。


立ち話より。

先日「自部門のエンゲージメントが低くて悩んでいる」というマネジメント層の方とお話しをする機会がありました。立ち話ながら深い対話になるごとに、たしかに根が深く、難しい問題も抱えており、どのように高めていくかをじっくりと考える必要があるなとも感じてしまいました。

短時間なので「今一度、エンゲージメントを高めるために何を実践すればいいか一緒に考えていきましょう」で締めくくり、具体的な策は次回以降に持ち越しになりました。まだまだ素人考えが抜けない状況ではありますが、今日は少しエンゲージメントについて考えていきたいと思います。

「エンゲージメント」とは。

そもそも「エンゲージメント」とは一体なんなのでしょうか。大小様々な解釈もあるかとは思いますが、個人的にはこのWebサイトが非常に分かりやすいなと感じます。

やはりマンガで読むと理解が進みますね。7つの習慣的に言えば「第4の習慣:Win-Winを考える」と「第6の習慣:シナジーを創り出す」をイメージしがちです。しかしそれ以前に「第1の習慣:主体的である」「第2の習慣:終わりを思い描くことから始める」がとても重要だと考えられます。

「私的成功」と「公的成功」。

しかしながら、チーム、組織を考える前に「私的成功」ができていなくては始まらない、と7つの習慣でも書かれています。すでにお読みの方はご存知だと思いますが、その一文は以下に示しておきたいと思います。

本当の意味での「自立」という土台があって初めて効果的な「相互依存」が築けるということを心に留めておいてほしい。私的成功は、公的成功に先立つ。代数を学んでからでなければ、微積分は理解できないのである。

スティーブン・R・コヴィー「完訳7つの習慣 人格主義の回復」相互依存のパラダイムより

「成功」と書かれているので戸惑うかもしれないですが、要するにチーム、組織のメンバー全員が自分自身で「個」を見出す意識を保つ必要があるということです。別の場所でも話したのですが、やはりひとりひとりが成熟し、個々の能力を高めること無しに「エンゲージメント」は高められませんね。

「個」とDE&I。

そしてこの「個」と「個」の対話からすべての「エンゲージメント」は始まるのだと思います。上司とメンバー、メンバーとメンバーのつながりによって「関心の輪」を超えて「影響の輪」が広がっていきます。だからこそ社内でもこの一対一(1on1)を強力に推進しているような状況なのですよね。

あまり「個」を強調しすぎると協調性(ダジャレでは無い)の無い社員が増えるのではと思われがちですが、同時にDE&I(ダイバーシティ・エクイティ・アンド・インクルージョン)を推進することで心理的安全な場の重要性や多様性、個性の大事さを一緒に考えていけるようになると思います。

最後に。

今、色々と多くの支援依頼が来ています。ですが、あまり介入せず、ツールやドキュメントを準備して、チーム、組織で自走できるようにサポートしていくのが良いのかなと思ったりしています。やはりチーム、組織の「エンゲージメント」はチーム、組織の「個」で良くしていくのが一番。

そんな「個」を最大限に表現できるのがレゴ®シリアスプレイ®メソッドだとも思っているのですよね。冒頭の「今一度、エンゲージメントを高めるために何を実践すればいいか一緒に考えていきましょう」は、またnoteで書いていければと思っていますので、是非読んでくれたりしたら嬉しいです。

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