見出し画像

レゴ®シリアスプレイ®はなぜ必要なのか<その1>。

こんにちは。心が折れる試合を続くと、進んでいるのが正しい道なのかそれとも否かと思ってしまいますね。抗いがたい問題です。


レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター。

「レゴ®シリアスプレイ®」とはその名のとおり「レゴブロック」で「真剣」な「遊びの場」を提供することです。ただしこれは、単純に楽しい場を作り出すことだけでなく、文字通りひとりひとりが自分と向き合う時間の提供とも言えます。そのために認定ファシリテーターは日々精進をしています。

楽しいけど、楽しむだけじゃないのがレゴ®シリアスプレイ®

世の中には「レゴブロックで学びの場を提供する」という謳い文句も出現したりしていますがレゴ®シリアスプレイ®はそれらとは一線を画しています。レゴブロックの利用方法、ワークショップに最適な部材選び、そして肝心のワークショップ設計技術などについて常に自分自身を高めているのです。

二点の重要な事柄。

ここからは「なぜレゴ®シリアスプレイ®なのか」「どうしてレゴ®シリアスプレイ®でなければならないのか」を何回かに分けて書いていきたいなと思います。かくいう自分も、WhyとHowの重要性を見つけ出すために、このふたつの質問について自問自答しながらの毎日を過ごしているのが実情です。

なによりも先に言えるのは、レゴ®シリアスプレイ®はなにかの答えを見つけ出すためのメソッドだとは言い切れないこと。それから、以前にも書いたのですが、言葉ですべてが解決ができているのならば、レゴ®シリアスプレイ®なんてものは必要がない。この二点は最も重要な事柄なのだと思います。

同じ目線の高さで対話できる土壌。

レゴ®シリアスプレイ®は答えを見つけ出すメソッドではありません。それ以前に今のこの世界に「正解」なんてものはどれくらい存在しているのでしょうか。VUCA時代に正否だけをあぶり出すのならば、経営陣が方向性を示せば終わる話です。しかしながら、それがうまく行かないから悩んでしまう。

チームにとって大事なものを見つけるために、チームの全員の大事なものを本当に理解できているのでしょうか。本当に欲しいのは「問い」ではなく、「問いに至るプロセス」なのだと思います。そこには上下や役職など関係なく、全員が同じ目線の高さで対話できる土壌が必要になってくるのです。

「なにかを話せ」と言われても。

レゴ®シリアスプレイ®では無かったのですが先日あるワークショップをおこなった際にふたつの出来事が起こりました。まず、参加者のひとりが言葉に詰まってしまい、なにかを表現することがどうしてもできませんでした。この部分に、本当に大事な要素が含まれていないと誰が言えるのでしょうか。

「なにかを話せ」と言って全員の口から100%が発出されるのなんて有り得るわけがないです。だって誰しも他者とは違うのだから。◯◯君はアイデアを出したのに△△さんは出せなかった、で済ましてしまうケースがあまりにも多い。これでは言葉を持つ人だけのミーティングになってしまいますね。

最後に。

ちょっと脱線しつつ、かつ、中途半端で終わってしまった感はありますが、ここからひとまず続けていこうかなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?