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逃げ場のない中高年

今から20年前、私が就職した頃、周りの大人の上がりポジションと言えば、その会社の管理職や子会社の役員にになることであり、職場の出世が望めない人は大学教員になったり、中小企業診断士をとって独立するなどであった。

最近、下記記事が上がってきていたから驚いている。
現在でも多くの人が、これらを人生の選択肢として考えているのだ。

この流れは、中高年が現在の先行きが見えない社会や会社に対する回避策として、悩んだ挙句将来に対する準備として始めたものなのだろう。

ではなぜ、少子高齢化という市場背景があるにも関わらず、大学教員をトライしようと思ったり、資格保有者が溢れるなか、中小企業診断士を選んでみようと思うのか。
それはやはり若い時に触れた「上がりのモデル」が頭の片隅にあり、考え方のアップデートができてないからではないか。

おじさんやお爺さんの服がダサい理由について、若い時のファッションセンスを引きずっているから、としていたのを以前SNSで見かけたことがある。
おそらく、それと同じなのではないかな、と思う。

話を戻すと、過去の栄光の先に楽したりする道は、もはや今の中高年には残されてなく、積極的に新たな市場や価値にチャレンジする方がいいのではないかと思う。

知り合いが、50歳を前にドローンスクールを設立していたが、こういう挑戦こそが格好いいなと思ってしまう。

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