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「横展開=水平思考」で人生設計がうまくいく

※この記事は音声プラットフォームVoicyで配信した内容を元に文章化しています。是非、Voicyの小松番組のフォローをよろしくお願いいたします!!

作曲家であり大学教員でもある私が、自身の多岐にわたる活動から見出した「水平思考」の魅力をお伝えします。深掘りする「垂直思考」とは異なり、横断的に展開する水平思考。この思考法が、いかに創造性を高め、独自の領域を築くことができるのか。音楽、研究、教育、そして発信活動を通じて得た洞察を共有したいと思います。


水平思考とは何か

水平思考とは、多様な視点から物事を見ることで直感的な発想を生み出す方法です。私の場合、研究活動、作曲、教育、そして日々の情報発信など、様々な分野にまたがって活動しています。これは、ある意味で水平思考の実践と言えるでしょう。

一般的に、研究者は一つの分野に特化して深掘りしていく「垂直思考」を採用することが多いものです。しかし、私の場合は意識せずとも、複数の分野を横断的に扱う方向に進んできました。これは、自分の興味や能力に合わせた結果かもしれません。

水平思考には、いくつかの発想法があります。ランダム発想法、刺激的発想法、挑発的発想法などがその例です。私自身の(ブログ作成も含めた)音声配信活動などは、まさにランダム発想法の実践と言えるでしょう。思いついたことを即興的に話していく、そんなスタイルです。

水平思考のメリット

水平思考の最大のメリットは、既存の枠組みにとらわれない新しい発想を生み出せることです。例えば、ゲーム業界では、新しいコンテンツを作る際に、既存のハードウェアや技術を組み合わせて効率的に開発を進めます。これも一種の水平思考と言えるでしょう。

私の場合、研究、音楽制作、教育、情報発信といった異なる分野の活動を重ね合わせることで、他の人が真似できない独自の領域を築くことができました。それぞれの分野で深い専門性を持つわけではありませんが、複数の分野を横断的に扱うことで、独特の視点や方法論を生み出すことができるのです。

垂直思考との比較

水平思考に対して、一つの分野を深く掘り下げていく思考法を垂直思考と呼びます。垂直思考は、特定の分野でより根本的な問題に迫ることができ、深い分析を可能にします。どちらが優れているというわけではなく、それぞれに長所と短所があります。

私の場合、「人生は即興」という考えのもと、思いついたアイデアを次々と展開していく水平思考的なアプローチを取っています。これは、一つの分野を徹底的に掘り下げる典型的な研究者のスタイルとは異なります。しかし、この方法によって、様々な分野を横断する独自の視点を持つことができました。

水平思考の実践

水平思考を実践するには、まず既存の枠組みにとらわれない柔軟な姿勢が重要です。異なる分野の知識や経験を積極的に取り入れ、それらを組み合わせて新しいアイデアを生み出すことが求められます。

私の場合、音響の研究、音楽制作、教育活動、情報発信など、様々な活動を並行して行っています。これらの活動は一見バラバラに見えるかもしれませんが、実は互いに影響し合い、相乗効果を生んでいます。

例えば、研究で得た知見を音楽制作に活かしたり、教育活動での経験を情報発信に活用したりすることができます。このように、異なる分野の活動を有機的に結びつけることで、独自の視点や方法論が生まれるのです。

水平思考は、決して深い専門性を否定するものではありません。むしろ、複数の分野における一定の専門性を組み合わせることで、他の人には真似できない独自の領域を築くことができるのです。

今回お伝えした水平思考の考え方は、音楽や研究の分野に限らず、様々な領域で応用可能です。皆さんも、自分の興味や経験を横断的に結びつけることで、新たな創造性を引き出してみてはいかがでしょうか。

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