見えない星空



見えない夜空
一人見上げる
冷たい時間
この空は
君の見る空と
繋がっているのに
二人並んで
見上げる事がない

こんな毎日が
突然訪れて
ボクの心に出来た
大きな穴は
塞げない

君が
前に進むためには
ボクの存在は
必要ない
いつだって

もしも
ボクが
必要ならば
君のために
ボクを
捧げるし
不要ならば
身を引こう
そう考えてた

だから
ボクの選択肢はなく
君の答えが
ボクの答え

風が吹いても
雨が降っても
嵐になろうが
君への想いは
何一つ変わらない
それは
ボクが
君を好きになる
当然な事

眩いばかりの
君の姿
思い浮かべて
夜空を見上げても
涙で霞んで
何も見えない

今日も
東京の空には
星がない





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?