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飲み会を絶対に断らない女

「飲み会を絶対に断らない女」
この言葉を目にした時、私はいろんな思いが…。

飲み会を絶対に断らない。

これについては、皆さん、それぞれ意見があると思います。
良し悪しを語りだすと、きりがないので止めますが、少しだけ体験談を。

私が、住んでいた(いまも若干、住んでいる?)社会は、男性社会+体育会系。
「年上の人から誘われた飲み会は行かなきゃいけない」といった暗黙の了解があり、若い時は、かなり苦痛でした。

そんな飲み会では、
年上の皆さんが語りたいことを語りだす…
仕事の愚痴や説教系の話。
セクハラ発言もたくさん。
早く帰りたい…と何度思ったことか 汗

どうでもいい話を聞かされて過ごす。
よく付き合ったなと我ながら思う。
…エネルギー泥棒がいっぱいだった。

そして、某懇親会では、女性蔑視発言+私の生き方を全否定。
帰りは憤りを感じながら、一人泣きながら帰りました。
(もう、二度とその会には行きません 笑)

年齢を重ねるにつれて、人にどう思われてもいいやって思えるようになり、行きたくない飲み会は断れるように 笑 

マイノリティーの強みとは、「王様は裸だ」と言えることだ。接待されていい相手ですか? お金払わなくていいですか? 「王様」に対しても、そう言える。ホモソーシャル社会で、女性はその役割を果たせる。それが行き詰まった社会を変える唯一の手段。そんなふうにさえ、思っている。
山田さんは、マイノリティーではなくマジョリティーの論理に適応してしまった。だから抜擢されるのか、抜擢されるからさらに適応するのか。男社会に地図を描き、ぐんぐん歩いた人なのに、それがすごく残念だ。


山田さんは、本当に強い人だと思う。
(「強い」ということばが適切なのかは分からない…)
私は強くないから、マジョリティーの論理に適応できない。

江原:あまりに男性社会なので、つい無理をして、周囲にいる男性の話しぶりや振る舞いに合わせようとしている自分に気付くことがありますね。
佐俣:女性がスタートアップ業界で成功するとなると、現状、女性性を極端に消すか、強調するか、どちらかでしか生き残れないというようなバイアスはかかりやすいですよね。前者は「男勝り」とか「女傑」とか言われたり……。そうならざるを得ない環境は男性側がつくってきた部分が大きいのに、「女性起業家ってこの2タイプだよね」とまことしやかに語られてしまう。
江原:私たちがVCとしてポジティブアクションを推進する中でも、そういう言葉が寄せられることはかなり多いですね。厳しい業界環境の中で、女性起業家個人が「私はこういうやり方で生き残ったから、皆もそうすればいいことでしょう」という感覚を抱いてしまうこと自体は、残念ではありますが、あまり責める気持ちにはなれません。
ただ、「正しい」とは思わないです。なぜならそう言い続けることは、既存の権力構造を再生産することでしかないから。「何が正しいことか、善いことか」を、改めて考えてみる必要があるのだと思います。

この記事、本当によかった!
いろんな気づきがあったし、その通りだと思うことがたくさん。

そうなのです。
既存の権力構造の再生産。
それでは社会は変わらない。
声を上げなきゃいけないのだ。

女性だけが頑張り、追い詰められるのではなく、社会全体が変わりましょう」と、全体のモードが変わるといいと思います。
【白河】確かに、今管理職や組織のリーダー層にいらっしゃる女性の中には、「実力で頑張ってきたのに、女性だから登用されたとみられるのはイヤ」「女性を積極的に登用しようというのは抵抗がある」という方もいらっしゃいます。でも、(2018年に明るみ出た)医学部入試の男女差別事件では、女性は男性よりも20点余計に取らないと合格できなかったケースもあった。スタート地点から女性が不利になっている場面はまだたくさんあります。
少なくとも女性の管理職が30%以上になるまで、「女性を積極的に登用するというのは抵抗がある」とは言わないでほしいなと思います。やっぱり数って重要なので。30%って何かを変えるんです。
この間、大阪国際大学の谷口真由美准教授が、すごくいいたとえをされてたんです。10人で何を食べるか相談しているとき、9人がお寿司で1人が焼肉がいいと言っていたら、焼肉の人は黙って我慢することになる。焼肉が2人でも、おそらく我慢するでしょう。でも3人になると初めて、「そうか、焼肉に行きたい人もいるんだね」と意見として認識される。


上記、記事にも書かれていますが、
私が問題と思うのは、男性社会に女性がいかに適応するか、が求められること。
男性社会が求めていることに従えない、わきまえない女はいわゆる排除みたいな構造を変えなきゃダメ。
(結果、女性の管理職が少ないことに繋がっているような)

いままでの社会では、
女性が男性化することを求めてきた気がするけど、それは、もう時代錯誤はなはだしいレベルだとかと。

男性と女性。
育てられ方などの問題からか、男性と女性では大事にしていることや考え方が違ったりする。
女性が少ないと、女性の意見はいつまでたっても排除される。
理解すらしてもらえない。


谷口先生の話のように意見として認識されるようになるためには、やはり数が必要。

【白河】何かを変えるためには、やはり数が必要です。ですから日本オリンピック委員会の理事の女性比率は、4割を死守してほしいですね。女性が4割いると「女性代表」ではなくなるんです。4割の中に、いろいろな意見が出てきます。そうすると、その場全体が活性化して、これまでわきまえていた男性からもいろんな意見が出てくるようになる。ですから女性を増やすことは、女性のためというよりは、みんなにとってよりよく物事を決めるためなんです。


「例えば、車椅子ユーザーが段差を乗り越えられない原因はその人にあるから、リハビリして歩けるようになってください、というのが『医学モデル』の考え方です。でも、これには限界がありますよね。一方、悪いのは段差なんだから、当人が変わる必要はない。社会を改善すればいいんだというのが『社会モデル』の考え方です」

社会を改善する。
大事な視点。

急に社会が変わることはないだろうけど、一人でも多くの方が気づき、みんなが生きやすい社会になればいいなと思っています。

女性として育てられた結果、自己肯定感が低い。

いまから育つ女の子にはこんな思いをしなくていい社会になりますように。