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浮きゆびや浮き足、巻き爪、外反母趾を、決して放置してはならない重大な理由

足と歩行の未来開発ラボ
アシタスタイル
代表の井手口雅恵です。

脳へ情報を伝える足裏センサー「メカノレセプター」をご存知ですか?

二足歩行を行うヒトにとって足底(足の裏)は、身体の中で唯一地面と接する場所です。

ゆえに、
足底部にはメカノレセプター(感覚受容器)というセンサーがあり、
「母趾」
「足趾の付け根」
「踵」
に多く存在し、
メカノレセプターが二足歩行に及ぼす影響は、数多く報告されています。


・安定して立つ
・踏み出す
・踏み込む
・バランスよく歩く
・立ち止まる
  

など
それらすべての
立位姿勢時や歩行動作時に

「体重はどこへ
どのようにかかっているか?」

刻々と変化する身体状況と、
外部環境(地面・床面からの情報)を
検知して、脳へ情報を送っています。


足は全身の体重と床からの反力を
ダイレクトに受け止めるところ。
ですから、
足裏に刺激を入れることで
センサーは活性化されます。



昨今、問題視されている
「浮きゆび」とは、
立位時や歩行時に
足のゆびが床や靴底に接地しない、
接地しても、足のゆび先に力を入れて
踏ん張れない状態で、

「浮き足」は、足のゆびだけでなく
前足部が接地しない、
踏ん張れない状態の足のことです。
  

「自分は、足のゆびで
ジャンケンできるくらい
足のゆびが自由自在に
動かせるから、大丈夫!」

そんな風に仰る方でも、
いざ、フットプリントを採取すると
一目瞭然。

実際、このように
アシタスタイルで
フットプリント(足型)を採って、

自分の足のゆびが
写らなかったことに驚いた方も
多いのではないでしょうか?
     

エコチル調査8歳学童期総合健診
(2021年)では、
参加した子どもの約97%が
浮きゆびと診断されました。
(朝日新聞抜粋)
 

日本人の70%が浮ゆびと言われており、

脊柱(頸椎や腰椎など)に
不調を抱える方の90%が
浮きゆび、との結果もあります。
    

巻き爪は、
母趾が適正に着地しないことで
生じるトラブル。

外反母趾は、
足の親ゆび(母趾)が
小ゆび側に大きく曲がり、
親ゆびと人差しゆび(第二趾)とが
折り重なるようになった、
母趾が適正に接地しない状態のことです。

   

浮きゆび、浮き足、
巻き爪、外反母趾を
「特に痛くないし」
「別に普通に生活できているし」と
安易に考え、
改善しないままに放っておくと

メカノレセプターが機能せず
脳への刺激低下により
フレイルや認知症のリスクが高まります。
  
  

「足が大事」とされるのは、
単に
「歩けなくなるから」
という理由だけでなく

足底センサーが機能しなくなり、
脳への情報伝達が
なされなくなるからなのです。

  



健康な
いい足を保つ秘訣は
メカノレセプターを活性化させること。
   
そのためには
「足のゆびを使うこと」と
「足底へ刺激を入れること」です。
  

つまずきや痛み、疲れなどの
歩行不安を一刻も早く取り除き、

たくさん歩いて
メカノレセプターを活性化し
元気な100年人生に備えましょう。
  
 
という事で、

足の働きは、
人間が地球上で暮らしていくために、

ほんとうにほんとうに
大切なことなので
 
コロナ禍で休止していた
こんなセミナーを復活させました。

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