泉水マサチェリー
Bring The Noise / Lyrical School制作ノート
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Bring The Noise / Lyrical School制作ノート

泉水マサチェリー

楽曲プロデュースさせていただいた、リリスクことリリカルスクールのEP「OK!!!」が発売になりました。今回僕が担当したのはEPの最後に収録された曲「Bring The Noise」のトラックメイキングとリリックです。

↑各種サブスクはこちらから。ジャケさいこーだから、フィジカルがオススメです。

基本は、聞いてそのままを楽しんでもらえたら嬉しいですが、個人的にちょっと備忘録的に色々制作のひきこもごもをまとめておこうかと。

タイトル「Bring The Noise」は、もちろん…

こちらから。意識はしてないですけど、なんかふとこのタイトルが浮かんで。

歌詞に盛り込んでます。大好きなラップグループたち。

確かプロデューサーのキムくんから、「なんか盛り上がるやつ」みたいなオーダーを昨年にいただいたんじゃなかったかな?もう忘れてるけど笑

違ったらごめんなさい。そんでもって、どんなのにしようかな〜って思ってたら…

なんかこのBeyonceの登場シーン(7:00くらいから)みたいな、なんかメンバー5人がめちゃくちゃデカいハコとかで入場してくるシーン見たいのが浮かんじゃって、それと同時に「Bring The Noise」ってタイトルにしようと思ったような気がする。(大体僕の場合はタイトルから先に作ります。)

タイトルが決まったのはいいけど、まぁどんな曲にしようかなって思ってて、なんかすごいポップソングの歴史とか全部詰まったような曲にしたら面白いのではないかと思って制作しはじめたんですが、今回は(珍しく)難産でした。

マーチ部分と、A〜Bメロ〜サビ前半まではすぐできたんですけど、数秒に一度、展開が変わりつつ、一曲として自然にまとまって、なおかつグッと来てもらうにはどうしたらいいのだろうと。あとは、僕の悪癖でもあるんですけど、なんか聴き終わった後に、ちょっと泣けないと嫌なんですよね。

そこから、中間部分にうまくハマるパートをくっつけて調整して〜みたいのをチマチマやってたと思います。4曲くらい別ファイルで同じテンポで作って、うまいことくっつけて〜みたいな感じだったんじゃないかな。あとは、2サビはロックで炸裂しててほしいなと思ってギターをかき鳴らして。そんでもって要所要所でディスコティックに軽快になって…あとはBメロの後ろのトランペットは、サンプリング使えないからそれ風に一曲作ってCD-Rに焼いてサンプリングして…etc...作業がすっごい多かった。なんかミニアルバム分くらいは曲のカケラを作った気がするな。なんかもはやどうやって作ったか忘れてます。なんか制作期間は寝食忘れてすっごい集中してたのは覚えてる。

あとは、デカイ会場でお客さんがみんなで「お〜お〜」ってサッカー的に盛り上がってる景色が浮かんだので、そういうコーラス入れてみて、ようやくなんか全体まとまった。

結果として、思い描いたものよりキュートでアクティブなライブシーンが現実になって、ものすごい嬉しかった。初披露なのに盛り上がったのはヘッズのおかげ。感謝。もちろんめっちゃキュートなメンバーのスキルのおかげでもあります。

歌詞の話。「Bring The Noise」って思いついたのはいいけど、どういう意味だろう?って考えて。人生のある青臭い時期において、他人との関わりってノイズになったりするよなとか、誰かを好きになったりとかってノイズでもあるし、誰かを好きになるってことは、めんどくさいけど「Bring The Noise!」って言える祝福感あるよな…っていう、今書いててもあんまり良くわかってない話を、キムくんに話したら案の定「どーゆことっすか笑」って言われて、2人でなんかすごく熱い議論をしたように思います。リリスクに関わってて凄く楽しいのはこの議論の瞬間。世界観が煮詰まっていく感じ。最高。

内容は、それぞれで受け取ってもらえたら嬉しいので、これくらいに。めっちゃくちゃポジティブな歌とだけ。

結果、自分でもすごく好きな歌詞に仕上がりました。同じくリリスクの作家チームのアナ大久保君から「サビの歌詞が圧倒的」みたいなこと言われて、すげー嬉しかった。「包まるシーツはもうないとして」ってすごい大人な歌詞で自分でも気に入ってます。あまり作詞としては、スポットが当たらないのですが、自分自身で一番自信があるのは実は作詞。もっと褒めてくれ笑

今回特筆すべきはラップ部分をMCモニカこと大谷君と書きましたWEEKEND時代からの腐れ縁で、この曲を大谷君と書けてすごくよかった。大谷君のことを語り出すと長いから、もう割愛。いい仕事したから飲もう。なんにせよ、あの頃と何も変わらず楽しい毎日ってこと。

あとは、初期のミックストリートメントは「OK!」の作家でもある上田君にお願いしました。「今回のトラックは全部入りやね笑」って言われたのを一方的に褒め言葉としてとってます。めちゃクオリティあげてくれてありがと。suiさんのMIXも超最高だった。ちまちまと最後まで細かいところをこだわってくれて、この場を借りて感謝。

毎回リリースすると他の作家陣に歯ぎしりするほど嫉妬してます。今回も上田君×アリキック君×アナ大久保君の「OK!」も「今」って感じでまじ最高だし、「Last Summer」もスルメ曲で、一番聞いてるかも。まだお会いしてないけどValkneeさんも、もう女の子じゃないと書けない超キュートなリリックでめっちゃフレッシュでサイコーだった。

勝手かつ一方的にですけど、すごいライバルに恵まれるきっかけにもなっていて、リリスクにはほんとにすごい良い環境をもらえてるなと思っています。感謝。

EP、ぜひ聞いてください。今回は、書いたように1曲でアルバム1枚作ったくらいの熱量で作りました。

なんか、今回、思い出しながら書いたら、事実の羅列で小学生の日記みたいになったけどお許しを。

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泉水マサチェリー

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泉水マサチェリー
株式会社〆CEO。Creative Space「CM」主催。1980年東京生まれ。様々な企業のコンサルティング・クリエイティブを担当。楽曲プロデュースにてオリコン1位。フィッシュマンズツアーにてゲストシンガー。ラップユニットByebee所属。 www.shime.co