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「もっと支援を必要としている人に届けたい」という想い

インターン生との話

5月13日から3日間、カンボジア国王の誕生日があった。

その時のインターン生との会話をキッカケに、もっと「支援を必要としている人に届けたい」という想いが僕の中で再燃していった。

もちろん「支援を必要としている人に届ける」というのはNGOの鉄則の一つだ。虐げられている人を救いたい、そんな所だ。

僕の原点はインドにある。

そこで自分の力ではどうにもならない自然災害に家を壊され、家族を失った人に出会った。

カンボジアで学校建設をしても、学校に行けない子どもに出会った。

そんな、自分の努力だけではどうしようもできない、そんな無力な人の力になりたいと思った。

それから8年。

NGOの仕事も日常の一コマとなった。

特に大学進学支援は2013年からほぼ毎年継続している。

その対象地域、広げたり縮小したりしつつも、同じコンポンチャム州バティエイ郡にて支援を継続していた。

しかし経済発展と共に豊かになってきたのも事実だ。

実際、奨学金の話をした時の、6年前と今とでは反応や食いつきも違う。

本当に彼らに奨学金は必要なのだろうか。

そんな考えが頭をよぎる。

そうだ、モンドルキリへ行こう。

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