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過疎化対策に対してありがちなミス

自分の住んでる辺り過疎といえば過疎だし、生まれ育った地域も正直過疎と言われても否定できない。市町村も過疎地域の問題に対して様々な対策を打つようになったが、対策を打っても効果がない場合も当然ながら出てしまう。

過疎の原因の1つが雇用が無いという事ではあるが、だからと言って大企業の工場を1つ2つ建てたから過疎化脱却…というのは間違いじゃないだろうか?確かに雇用には繋がるが、本人の意向を無視して『とりあえずここで働け』とばかりに地域の年寄りや親世代が主張するからである。

本人は進学したかったかもしれないし、起業したかったかもしれない。一旦そこ行って次の夢の準備して退職して実現…もできる事はできるけど、大抵そういう地域は就職したら定年まで同じ所で働いて当たり前。途中で仕事辞めるのは工場に対する恩義がなってないとか言われてしまう。こんな地域に一生住みたいと思うか?

現在だったらネット使えば他所へ出なくても夢を実現できるし、仮に若いうちは夢を追い求めて他所へ出ても何かの拍子に実現できなかったら帰ってくればいい。本来田舎とはそういう社会であった方がいいのだが、現状はどうだろうか?

他所の情報はいらない。地域で生まれた者は地域のしきたりだけ考えればいいって考えがかつてはあったが、ネットなりマスコミ等から否応にも他所の情報が入る以上その考えはまず通じない。過疎化になりたくないのなら地元から闇雲に出させないよりも、当人の目指すモノに対して応援して、夢破れても戻って来やすいような場所にするのがいいんじゃないのか?

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